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眩しすぎて見ていられない

自らが手札さ
配られてもいなかったのさ
物言わぬ砂浜に
突っ伏しているが
着床は拒否の彷徨で

“毎朝”には
もう慣れもしたけれど
畜生、と翻し繰り返す真昼

突き立てた岬の先の
ガードレールの上で休んでる
汗は賃金の味しかしないし
潤う風評では乾かないんだ

半数致死量の信仰心で
ちぎれて裏返る錆びた祝詞のっと

背中をさすりながら
悪魔が憐れんで歌う
グラインド・コア

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