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土地総合情報システムがおもしろい

物件を選定するにあたっての基準として積算価格を出すようにしています。

積算価格とは、その物件の土地や建物の現在の価値を査定、その上で修正を加えた値。

積算価格 = 土地の現在価格 + 建物の現在価格 + 修正額

その物件の売値が妥当なものか調べるのに使用します。

私がいつも見るのは、築30年以上の築古物件なので、基本的に建物の現在価値は0円(建物の減価償却は22年なので)ということにしています。

土地の現在価格は、

国税庁の路線価図・評価倍率表


をもとに計算していたのですが、
実際に売買されている価格は、路線価と乖離していないのかな〜と
もやもやしていました。

そこで、実際に不動産取引が行われていた過去の実績がないかと調べてみると、ちゃんと国土交通省様が用意してくれていました。
その名も、

土地総合情報システム

こちらのサイトでは、実際に取引が行われた過去の事例をみることができます。

スプレッドシート形式はもちろん、地図上から該当する地域を選択して、その地域の取引実績を見ることも可能。

ブラウザ上では、過去1年の取引しか見ることができませんが、
2005年7月以降のデータのダウンロードも可能。

気になる地域のデータをダウンロードして、フィルタや並べ替えをしてやることで、対象地域、対象物件周辺の過去16年分の取引実績を見ることができます。

こういうデータは大好物で見ていて全く飽きません。
気づいたら2時間程度あれこれデータを弄ってみてしまいました。

自宅のデータも載っているのかな〜と調べたら、バッチリ載っていました。

なんか、またひとつ武器を手に入れた気分です。





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