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「競技レベル別に見たラグビーで必要とされる身体的特徴と筋力・パワー」

コンタクトスポーツの代表格とも言えるラグビーの試合結果に大きく影響する激しいタックルや素早いスプリント能力。これらのパフォーマンスが不足していれば相手に倒され前に進めず、爆発的な加速力がなければ相手選手につかまってしまいます。繰り返し一歩でも大きく前進し、相手選手の前進を食い止めるには、最大筋力やパワーを高めることが不可欠です。

今回は、こうしたラグビー選手にとってどのような身体的特徴や筋力やパワーが必要とされるかを、4つの競技レベル別に(P:プロフェッショナル、SP:セミプロフェッショナル、A:アカデミー、H:高校生)分析したニュージーランドの研究結果を紹介します。

やはり体重増加は必須条件

身体特性は以下のとおりで、レベルが上がるにつれて身長よりも体重の差が大きくなることが見て取れ、身長にほとんど差がなくても競技レベルには体重が大きく関係していることが明白です。

ラグビー競技別 体重

推定1RMはレベルが高いほど大きいがプロとセミプロではその差はわずか

ベンチプレス及びボックススクワットを1~4レップできる重量で1RMを測定し、それに満たない場合は推定式を使用し推定1RMを算出しています。ベンチプレス及びボックスクワットの1RMでは、競技レベルが高いほど重い負荷を挙上できる傾向がありますが、その差は徐々に小さくなり、セミプロとプロではほとんどのその差が見られなくなります。

ラグビー競技レベル別 推定1RM

競技レベルの差はパワーの違い

さらに詳しい情報は下記のURLからご確認ください!

https://sport-science.jp/blog/detail/20191106171417/




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