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ラッキーマンの哲学

ラッキーマンの哲学的本質は、陰陽である。すなわち、ツイてないとツイているは表裏一体だということ。彼は、変身前はツイてなく、変身後はツイている。つまり、彼の本質は、ツイてるとかツイてないとかではなく、"超低確率を引き寄せてしまう特殊能力"にあるのだ。

量子力学的に確率0%のことはあり得ない。ラッキーマンは超低確率を引き寄せてしまうので、負けることはない。そんな彼に勝てる存在はいないのか?作品の中では勝利マンが彼に負けなかった(?)ことがある。勝利マンは事実上どんなに負けている状況でも、負けを認めず、自分は勝っていると主張したのだ。つまり、負けを認めない奴にはラッキーマンでさえ勝てないということだ。無敵な人には勝つことができない。

しかし、無敵な人もまたラッキーマンに負けることはなくても、勝つことはできない。そこで、私はラッキーマンに真に勝てるキャラを考えついた。それは名付けて"虚無虚無ふつーマン"。この世の理は、陰陽プラスマイナス0なので、ツイてるとツイてないを重ね合わせるとただの普通マンになってしまうのだ。この必殺技で、ラッキーマンのラッキーを無効にすることが可能なのだ!普通の人こそが最強なのかもしれない。

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