転売屋がなぜ嫌われるのか。

商売の基本って仕入れたものを、それより高く売ることで利益を発生させるんですよね。

今、非常に忌み嫌われている転売ヤー・転売屋てのもその原則に則ってるように見えるのに、なぜ彼らはそこまで忌み嫌われるのか。

そこには仕入れたものに「付加価値を付けて」高く売って利益を得る、付加価値の部分でしょうか。

嫌われる理由:買い占める。

自由経済なので、お金を出せば買いたいものは買えます。誰でもね。それを値段が調整できるほどまでに買い占めてしまうことで、他の人に不利益を与える。

嫌われる理由:身勝手に流通経路を作る

買い占めてしまうことで正しい販路を遮ったり閉ざしてしまう。その上で非常識な高値を付けて売り捌く。メーカーの希望小売など無視。

まぁやってることが江戸時代以前の山賊とかと同じ。本当は楽市楽座のように登録制にすればいいのでしょうけど、今の市場の元締めたちは出店料など手数料さえ入れば、盗品だろうとかまやしない守銭奴なので、そこにモラルを求めても無理な話。

またそれを見越して指南する「転売情報商材屋」も跋扈する世紀末感。コンサルティングとはそもそも…と思いつつ、金さえ稼げればいい人たちなので、やったもの勝ち取ったもの勝ち、でしかなく、もうネットさえ使えば詐欺すら合法。な様相の0話。

誰もがやりたいことをやれる時代ですが無教養で倫理観のない人間も増えてきています。

本当に価値を見つけて値付けが出来るのであれば、それはそれで成り立つのでしょう。「勝ち逃げ・売り逃げ」なんてほくそ笑むから、商売として相手にされずバイ菌扱いされるのは当然なのでしょう。

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