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日本プロ野球⑧(2024.05.27)

いよいよ交流戦が始まります。
交流戦は、火~日の6連戦が3回続くという、かなりハードな日程です。
ローテーションをしっかりと守ることができるチームが有利になるでしょう。普段は対戦しない相手なので、どうしても投手戦になってしまいます。
投手力の強いチームが一気に上位に進むでしょうか。


先週のセ・リーグ結果

ジャイアンツの戸郷投手が史上89人目のノーヒットノーランを達成しました。おめでとうございます。
しかも、甲子園球場でジャイアンツの投手が達成したのは1936年に沢村栄治さんが達成した以来です。1-0という緊迫した投手戦を投げ抜きました。最後は野手の正面に鋭い当たりが飛ぶという運も味方につけての偉業達成です。
また、スワローズが1勝5敗と大きく負け越しました。なんだかすべてがかみ合っていないように感じます。チーム全体に重い空気が漂っています。


先週のパ・リーグ結果

色々なことが起きた一週間でした。
ホークスvsイーグルスで、ホークスが21-0、12-0と二日連続の大勝。
そのホークスにマリーンズが三連勝。
ライオンズ松井監督が成績不振の責任を取り休養。
この一週間でこれだけすごいことが起きました。ちょっと考えられません。
ライオンズは確かに厳しいシーズンとなりました。松井監督の強みがチームの力として発揮できなかったのはさみしかったです。
松井監督の現役時代、
打って守って走って、そしてかっこよくて。
欠点をまるで感じないセンスの塊のような選手でした。
しかしそんな松井監督も、現役当初は結果を出せずに苦しみ、スイッチヒッターに転向してから華が開いた選手だったと思います。
もう一度、グラウンドに帰ってきてほしいです。

今週の交流戦予想

セ・リーグ首位:タイガース

甲子園でファイターズ、千葉マリンでマリーンズと三連戦です。
どちらも好調なチームです。一方のタイガースは、打撃が不振なうえ、自慢の先発ローテーションも崩れてきました。
ファイターズは新庄監督が岡田監督に今までのお礼を込めて3タテ、マリーンズにも1勝2敗で負け越しそうです。トータル1勝5敗と大きく負け越しそうです。

セ・リーグ2位:カープ

広島でバファローズ、福岡でホークス三連戦です。
投手陣がそろったカープは負けないチームです。そこまで大幅な戦力を補強していないにも関わらず、昨年は2位、今年も現在2位と素晴らしい成績を残しています。
バファローズ、ホークス相手にともに2勝1敗で勝ち越し、トータル4勝2敗でしょうか。

セ・リーグ3位:ジャイアンツ

東京ドームでホークスと、所沢でライオンズと三連戦です。
三連敗中のホークス。これ以上は負けられないでしょう。ジャイアンツ投手陣がホークス打線を抑えることは難しそうです。
一方、松井監督が休養したライオンズ。25日、26日の試合では選手が意地を見せましたが、どこまで続くでしょうか。
ホークスには三連敗、ライオンズには三連勝で、トータル3勝3敗と予想します。

セ・リーグ4位:ドラゴンズ

名古屋でライオンズ、大阪ドームでバファローズとの三連戦です。
落ちそうで落ちない今年のドラゴンズ。どちらの三連戦も2勝1敗で勝ち越しそうです。

セ・リーグ5位:ベイスターズ

横浜でイーグルス、北海道でファイターズとの三連戦です。
イーグルスとは5位同士の対戦です。どちらの5位が強いかを占うカードですが、イーグルスの方が強そうです。ファイターズ相手にはなかなか厳しいでしょう。
どちらも1勝2敗の負け越しで、トータル2勝4敗と大きく負け越しそうです。


セ・リーグ6位:スワローズ

神宮でマリーンズと、東北でイーグルスと三連戦です。
チームとしてうまく機能していないスワローズ。昨年の悪い流れをいまだに引きずっている感じです。
どちらも1勝2敗の負け越しで、トータル2勝4敗の負け越しでしょうか。

セ・リーグ6月2日終了時の順位予想

(5月26日現在)

順位  チーム   勝負分  勝率
 1 タイガース  25-19-4  .568
 2 カープ            22-17-4  .564
 3 ジャイアンツ    23-21-4  .523
 4 ドラゴンズ     20-22-5  .476
 5 ベイスターズ    21-24-1  .467
 6 スワローズ   18-26-2  .409


(6月2日予想)

順位  チーム   勝負分  勝率
 1 カープ           26-19-4 .577
 2 タイガース       26-24-4 .520
 2 ジャイアンツ    26-24-4 .520
 4 ドラゴンズ        24-24-5 .500
 5 ベイスターズ    23-28-1 .450
 6 スワローズ        20-30-2 .400

カープが今シーズン初めての首位に立ちます。スワローズは少し離されてしまうでしょうか。


パ・リーグ6月2日終了時点の順位予想

(5月26日現在)

順位  チーム   勝負分  勝率
 1 ホークス    29-13-2 .690
 2 ファイターズ  25-18-2    .581
 3 マリーンズ      24-18-3    .571
 4 バファローズ  19-25-2    .432
 5 イーグルス      18-26-1    .409
 6 ライオンズ   15-30-0    .333

(6月2日予想)

順位  チーム   勝負分  勝率
 1 ホークス    33-15-2 .687
 2 ファイターズ  30-19-2    .612
 3 マリーンズ      28-20-3    .583
 4 イーグルス      22-28-1    .440
 5 バファローズ  21-29-2    .420
 6 ライオンズ   16-35-0    .313

AクラスとBクラスの差がはっきり出てきそうです。


以上、今週のプロ野球の予想です。
交流戦初戦のカードは各球団ともエース級の投手が先発します。
今シーズン9度目の先発を任された火曜日の投手は、
ジャイアンツ:山崎伊織投手
ソフトバンク:有原投手
タイガース:村上投手
ファイターズ:山崎福也投手
マリーンズ:小島投手
ライオンズ:今井投手
カープ:床田投手
と、すごい名前が並びます。

台風発生にともない前線が刺激されて各地で大雨が予想されています。どこまで試合ができるかは分かりませんが、交流戦を楽しみにしたいと思います。

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