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おすすすめミステリー小説②

伏線のオンパレード!難題の答えは15通り!こんなミステリーは初めて!
こんばんは。今回もオススメのミステリー小説を紹介します。その名は「ミステリーアリーナ」です。
初文に書いた通り、非常に驚かされる内容になっています。
いつこの本を読んでいただいても十分楽しめると思いますが、個人的には、設定が他のミステリーとは違うので、王道の設定を読んでからの方が良いと思います。

著者について

この本は2015年に「本格ミステリベスト10」で第1位に輝いており、2018年に文庫として第1版がでております。著者は深水黎一郎さんです。そしてミステリー・推理小説家の辻村深月さんが、講談社夏ミス2019セレクトでこの本を推しております。

内容紹介

「ミステリーアリーナ」という番組でミステリー読みのプロたちが、出題される小説に対して犯人を当てるというもの。プロたちの謎解きということもあり、一つの文章でも何通りかの読み方がされ、それによって意味が変わり犯人に繋がっていく。

書評感想

この本を読んで衝撃を受けたのは、こんなに色んな読み方ができるのか!というところです。出題されている小説は1つなのに読み方が何通りもあり、犯人への辿り着き方も違うというもので読んでいて楽しいです。また、読み方によって何でもない部分が伏線やミスリードに変わるので、ミステリー小説を書く際の技術みたいなものを感じられます。一味違うミステリーを読みたいという方は是非読んでみてください。

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