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おすすめミステリー小説③

こんにちは!今回も読んでみて面白いと思ったミステリー小説を紹介していきたいと思います。
ただ、今回のは今までと違いミステリ界の女王と呼ばれる方の作品です。
すでに読まれている方もいるかもしれませんが、読んでいない方は是非!

その前に、
今までいくつかミステリー小説を紹介させてもらいましたが、ミステリーの原点ともいうべき作品も知らずにブログを書いておりました。ごめんなさい。
しかし、紹介してきた作品は本当におもしろいものばかりなので読んで損はありません!これからもミステリーをメインに、色んな小説を読んで紹介していこうと思いますのでよろしくお願いいたします。

経緯


この本を読むに至った経緯ですが、最近ミステリーに限らず昔の有名な作家の小説を色々読んでおります。それは、ある本を読んでいた時にオススメの本リストなるものが掲載されており、それに興味が湧き片っ端から読んでいこうと意気込んだからです。その中に今回紹介する本も記載されており、ミステリ好きを語るのに昔の有名な小説を知らないのはまずいなと、その時気づきました(遅かったです)。現在出版されている小説なども完全オリジナルはあると思いますが、やはりベストセラーや有名な作家の小説などを参考にしている(もしくは感銘を受けている)小説家の方もいると思います。なので、そういった方たちの作品について何か言うときに、参考や感銘を受けたであろう原点の作品を知らなくてはいけないと思いました。

本・著者

今回紹介する小説は「アグロイド殺人事件」という作品です。
これは、村の名士であるアグロイド氏が殺された事件についてシェパード医師が記録を取りつつ、村の人たちやアグロイド氏の親族・館で働く従業員らを巻き込み捜査を展開していくというもので、みんながそれぞれ何かを隠しているので、真相がわかるまで犯人には辿り着けなくなっています。
また、構成やトリックが読者の盲点を突いており、読みながら犯人を見つけるのは困難なので、やはり犯人は最後までわからないと思います。そんな独創的な大トリックにより世界の推理小説中、五指に入る古典的名編となっております。

著者はアガサ・クリスティーで、「そして誰もいなくなった」や「オリエント急行殺人事件」などの有名な作品を書かれています。

感想

初めは先入観が邪魔をして、読み進めても今後の展開がイメージできませんでした。途中で構成による盲点に気づき(読み進めれば自然とわかることではある)ましたが、それでも繋がらない部分があり謎が残ったままで犯人を特定できませんでした。その繋がらない部分もある意味盲点みたいなもので、「頭と心のように繋がってはいるが別の物である」というような、そんな見方をすれば見えてくるのかもしれません。最後犯人がわかったときは、驚きとともに、なるほど、と思ってしまいました。全然気づきませんでしたが、言われればそうだよね、みたいな経験みなさんもあると思います。そのような気持ちになり面白いなと思いました。こういったトリックを使った小説は他にもあるのですかね。これからも色々読んでみようと思います。


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