見出し画像

7月26日第7節 VS町田ゼルビア マッチレビュー

7月26日(日)19:00キックオフ
町田ゼルビア 2-0 栃木SC
町田:マソビッチ(23分)小田(45分)


セットプレイ2発に沈みました。それも同じ形。ゲーム全体としては栃木のやりたいハイプレスからの矢野を中心にした展開はできていました。なので点取りたかったですね。今回は失点シーンについて見直したいと思います

失点シーンに見る栃木のセットプレイの守備

失点シーンを見直していると23分も45分も中の形も全く同じでやられていました。
23分のマソビッチのゴール。
栃木のCKの守備、瀬川、溝渕、高杉、明本はほぼマンツーマンでマークに付き田代、矢野が中央でゾーンで守るような形になっていました。
ショートコーナーから吉尾のクロスに高杉と競ったマソビッチが体に当てて決めたシーンですが、小田がフリーで大外から田代の背後に一気に駆け込んでいます。田代は競り合うまで気が付いていません。ボールは小田の頭の上を超えて半身でジャンプしていた高杉には当たらずマソビッチに当たってしまったのです。つまりクロスがもう少し低かったら小田が決めていた可能性があったのです。

町田失点シーン

45分の小田のゴール。
栃木の守備は23分のものとほぼ同じ陣形。
小田を見ている栃木の選手は誰もおらず、小田は吉尾に入るタイミングで田代の背後を突きます。少しクロスがゴールから離れますが結果競ろうとした矢野が間に合わず小田のビューティフルヘッドとなってしまいました。

小田が大外から田代の背後に走りこむ、というのを仕込んできた町田。瀬川、溝渕がマークしていた水本、深津は小田を守るダミーだったんでしょうねショートコーナーを仕込んできた町田に対して栃木は完全に後手に回ってしまいました。
実は開幕戦の長崎戦もセットプレイから田代がフレイレのマークを外しているんですよね。どうしてもボールウォッチャーになってしまい自分の見るスペースや人に対する反応が遅れてしまう事がありますね。このままいくと相手チームはセットプレイで田代の背後を狙うというのがマストになってしまう可能性があります。田代のゲーム中での相手FWへのプレッシャーは素晴らしいものを持っているのでセットプレイの守備に関してはもう少し工夫が必要なのかもしれません。

さて間を空けずに水曜日には群馬戦が来てしまいます。群馬は前節金沢に大敗しました。かならず守備の修正を計ってくると思います。難しくなりそうですねえ。でも楽しみです。敷島に行きたい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?