夏浅し           285-1/21

 あいことしどけ

 かばりえちゃんからもらったしどけとあいこ、最高においしい。あいこを茹でるとき棘にさわって痛かった。あいこは柔らかくておいしかった。しどけはしゃきしゃきとしてこれもまたおいしかった。「しどけ」で「雫」と変換された。「雫」は「しどけ」とも読むのだろうかと思ったら、「しどけ」という読みは地名での読みだけのようである。

 五感の中で最も正直なのは、味覚であると小林秀雄が言っていたと思う。歯ざわりとか舌ざわりとか歯ごたえとかはやっぱり触覚にはいるのだろうな。味と言えば、甘い、しょっぱい、辛い、苦い、すっぱいと、この辺かなと思ったら、生理学的には、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の五つが基本味に位置づけられる(wikipediaから)ということである。辛いのは味というより、感覚で、触覚に近いようなのだ。

 手縫いの裾除け

 新しい裾除けがきのうできあがったので、さっそく巻いてみた。もう少し長くてもよかったかな。やっとぼろぼろの裾除けとお別れできる。今までありがとう。日めくりを見たら、着初めに吉とあった。縁起がいい。

 夏の季語

 立夏を過ぎたとは言え、まだ肌寒く、夏の季語を見渡しても、ほとんどがまだ使うのを憚られる。

     剥き難し細き筍身はわずか

     あまりにも細き筍熊にやれ

     火が恋し日が落つ夕べ夏浅し

     

 5月の満月

 きょうは満月。午後7時46分頃、月の真向かいに太陽が来るということである。はて、太陽と地球と月が一直線に並ぶということだろうか。ウエサク満月とも蠍座満月とも呼ばれているようだ。ウエサク(Wesak)の方は、お釈迦様の誕生、悟り、入滅の日で、「太陽が牡牛座から登る日」。どういう意味だろう。牡牛座のある方角から登るということか。ということは、牡牛座は今、東にあるのか。一方の蠍座満月、こちらは月が蠍座の位置にあるということだろうか。ということは、牡牛座と蠍座は向かい合っている、ということなのか。どこから見て向かい合っているのだろうか。混乱してきた。断片的な情報だけだと疑問だらけである。満月の位置とかいうのは、どこから見たらということなのだろうか。日本なのか、地球のどこでもなのか、時間差、日にち差はどうなのか、基準地があるのか、いつも不思議に思う。日の出時間とか地域によって違うから、やっぱりいろんな見え方は場所によって違うのだろう。とりあえず、夜になったら見てみようと思う。     

 胡瓜の芽

 胡瓜の小さな小さな芽が出てきたように思う。雑草の可能性も十分考えられるので、判断するには時期尚早か。

 ことばの力 

 野口先生のことばはいつも私を傾きからバランスをとる方向に導いてくれるから大好きだ。傾いていることに気づかせてくれるから大好きだ。そのことばとは、

明日を信じ得る者は豊かで暖かな生を得る。              今日だけしか無い人々の生活は乱れる。

というものだ。

 狭いところを通るくらいなら遠回りする 

 障害物があるなら遠回りする。目的地は同じである。ふと湧いたこと。洗い晒しのタオルって気持ちいいよね。

 クランペット

 おととい、クランペットなるものを作ってみた。すっぱかった。敗因は、牛乳300ccのところをヨーグルト300gを入れたからである。味に敏感な人は苦いと言った。小麦粉200g、塩小さじ1/2、ドライイースト3g、砂糖小さじ2、牛乳300cc、レモン汁少々を混ぜて、発酵させて2倍くらいに膨らんでからフライパンでホットケーキの要領で焼く。この次は絶対に牛乳を混ぜるという決意を固めた。






 きょうの異存・難色の発声

 「携帯(でかけて)」「こんなものとってこないで」

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