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#130「天才を殺す凡人」

天才を殺してませんか??
衝撃的なタイトルに驚きますが、仕事をするうえで3タイプあります。
そもそも、自分のタイプはわかりますでしょうか?自分のタイプが分からず仕事をしていると、息苦しくなったりしませんか?逆に自分のタイプを把握したうえで仕事をすると、活躍できる可能性はグーンと上がります。そもそも、タイプで仕事すると、そのお仕事お好きですよね。

私自身も、本書と出会うまでは、「新しいアイデアを生み出そう」「SNSにて、発信しなくちゃ」と、肩に力が入っており、いつも空回りしておりましたが、ふと心に落ちました。

本書の北野唯我氏は、まだ30代にも関わらず、博報堂からボストンキャリアコンサルタントを経て、ワンキャリアの取締役としてご活躍です。しかもこれまでに、40万部以上出版しているベストセラー作家でもあります。この経歴に驚きつつ、本書の学びも心がスーッと軽くなりました。


本書では、3つの分類があります。それは【天才、秀才、凡人】です。
それでは、気になるポイントです。

1、天才
独創的な考えや着眼点を持ち、人々が思いつかないプロセスで物事を進められる人
>主語を、世界や真理など、超越した何かで語る人。
>>>創造性と相性のいい武器:アート、起業、エンジニアリング、文学、音楽、エンターテイメント

2、秀才
理論的に物事を考え、システムや数字、秩序を大事にし、堅実に物事を進められる人
>主語を、組織やルールなどの、善悪で語る人。
>>>再現性と相性のいい武器:サイエンス、組織、ルール、マネジメント、数字、編集、書面、法律

3、凡人
感情やその場の空気を敏感に読み、相手の反応を予測しながら動ける人
>主語を、人メインで語る人。
>>>共感性と相性のいい武器:言葉、マーケティング、SNS、写真、対話、地域

◆ 天才が求めているのはそんなんちゃう。これまでの世界に飽きているし、そこに「改善できる余白」しか見えない。

◆ 実に多くの人がな、無いものねだりばかりして、自分が持っている才能を飼い殺して、人生を終える。

◆ 再現性を大事にする人には、必ず「自分なりのベストなやり方やルール」が存在する。仕事の進め方を研究し、言語化しているわけやな。ただ、このやり方を他人にも伝えるか、自分だけのものにするかどうか。

本書は、物語形式となり、タイプ別で仕事の考え方を学ぶことができます。

創造してみてください。
スティーブ・ジョブスやイーロンマスク、ZOZOTOWNの前澤元社長など、天才の考え方は独創的で創造的ですよね。誰も考えもつかないことを飄々とおこなってしまう。しかし、誰も歩んでいない道だからこそ、人から理解されないことが多々あったかと思いますが、天才たちの創造は実現となりました。周りの凡人たちに恵まれたのでしょうか?それとも、自ら道を切り開いていったのでしょうか?
答えは、どちらもできることができたからこそ、今、歴史に名を刻むことができているかと思います。

また、創業社長は、間違いなく、0>1のビジネスとなりますので【天才】が多いかと思います。【社員さんが理解してくれない!】と思うなら、それは、あなたが天才が所以のことです。そして、天才は、諦めて凡人に成り下がるのではなく、その創造力を発揮して、日本の余白を豊かに変えて欲しいです。

ところで、著者の北野唯我氏は、天才なんだろうか?言葉にできているので、秀才なのだろうか?またまた、ブログなど人々の心を掴んでいるので、凡人なのだろうか?これら全てに当てはまる、創造を超えた存在ではないのだろうか?と、北野氏の才能に羨ましく感じました。

最後まで、ご覧下さり、誠にありがとうございました。





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