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#196「リーダーの仮面」

マネジメントは得意という自負がありますが、そんなことは、過信にしか過ぎません。【どうしたら、もっとチームが良くなるのだろうか?】と世の中を見渡したところ、識学の噂を聞き、手にとってみました。

5年で1600社が導入した、いま最も人を成長させる組織論。「モチベーションを上げても成果は出ない」「ルールなき自由な職場が成長を止める」など、成長にフォーカスをあてたマネジメントノウハウ。上司と部下に緊張感のある「ちょうどいい距離感」が最も最高の結果を出す!

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リーダーの仮面ーー「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法/ 安藤広大氏


本書から、気になったポイントの紹介です。

◆ リーダーがフォーカスすべきなのは、「5つのポイント」だけです。
それが、「ルール」「位置」「利益」「結果」「成長」です。これだけに絞ってマネジメントをします。カリスマ性も、人間的魅力も不要です。 

◆ 雰囲気が良くなるから成果が出るのではなく、成果が出るから結果的に雰囲気が良くなるのです。

◆ リーダーの役割は、部下たちのモチベーションを上げることではなく、成長させることです。

◆ チームが成長するかどうか。
 それは、リーダーが感情的に寄り添うことをやめられるかどうかが鍵を握っているのです。

◆ 通常の社員は直属の上司に評価される存在です。

◆ 組織のために働いたことが、個人の利益につながっていく。

◆ 「仕事ができる人」というのは「評価社が求める成果を出せる人」です

◆ 「人は経験とともにしか変わらない」

私は常に、今ままでスタッフの感情に寄り添って接してきました。
しかし、本書では【感情は切り離すように!】と、

「えーーーーーーーー」

と、とてもびっくりしました。

ただ常々思うのが、仕事は家族でもなければ、友だちでもありません。
ひたすら、【会社の設定したゴール】を目指すためにあります。

冷静に結果を出し続けるためには、感情ではなく、
仕組みと行動力だと感じました。

今までのマネジメント論に、一石を投じる本書だと思います。


リーダーのマネジメント次第で、
会社はきっと良くなりますので、リーダーには、是非とも読んでほしい一冊です。

最後まで、ご覧下り、誠にありがとうございます。





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