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人生で面白かった本ベスト100【4】三体

世の中にまだこんな徹夜本があったのか! はじまりはワンアイデア「地球から最も近い恒星アルファケンタウリに知性体がいたら」だと思う。それを文革と交えながら極限まで突き詰めた感じ。全人類を裏切って宇宙人についた科学者vs粗野で無教養ながら諦めることを知らない刑事というキャラ配置も最高。「諦めろ、誰も宇宙人様には勝てない」「俺が諦めるのを、諦めろ! 地球を…なめるなよ…」逆転劇ドォーン!「バカな、あんな虫けら如きに!!ぬわー!」の黄金パターン。冷静に読むと超が付くほどのバカSFなんだよね。だが、それがいい。


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