出会えてよかった本【今日の人生】
今日の人生
著 益田ミリ
というわけで
漫画です
わたしは今、うつ病のため療養中で
長く文章を読んでいられなくて
でもとにかく
本当は読書が好きなのに!
何か読みたい!と思って2冊購入
(もう1冊は読めるか不安な長い小説)
ありがたいことに
漫画の中のセリフも
短くて読みやすく
日々あったささいなことや
思ったことを
わかりやすく書かれていて
共感できる話も
たとえば
“行列に並んでいると
自分の前がいつも通路になる”
というエピソード
わかるーっ
わかりすぎるーーっ
で、
あることをふと思い出しました
それは
“わたしは、やたら道を聞かれる”
ということ
たくさん人が歩いているのに
イヤホンで音楽を聴いている私に
わざわざ道を聞いてくる
今までの人生で
たぶん20回以上は聞かれてる
道でなくても
電車に乗っているとき
イヤホンしてない乗客いるのに
目的の駅に着くのか尋ねてくる
もしかしたら作者さんも
同じ経験されてないかしら
って考えちゃいました
他にも気になったのがあって
“映画や音楽や芝居や
そして本を読むことは
自分の世界に「手すり」をつけている”
というお話
手すりによって
立ち直れる、頑張れる、励まされる
とても素敵な表現だな
そういえばありました
2年前の年末
コロナに感染して
ひとり狭いホテルで
1週間療養していたんだけど
誰とも話さないし
気分が落ち込んでしまって
辛かったとき
Kis-My-Ft2の“負けないで”を聴いて
最後まで耐えられた
という歌詞があって
しんどいとき何度も聴いてた
わたしにも
手すりはいくつかあって
いつもは見えないけど
観たり聴いたりしたことが
ちゃんと支えや後押しになってるんだな
ただ観たい
なんとなく聴いてみたい
っていう日常のなかの1コマも
大事な人生のひとつなのかと
気づかされました
何も起こらない日も含めて
日々起こったこと、思うこと
考えたこと
全部そのまま自然でいいし
素敵な人生なんだ
そう言ってくれる本
今、出会ってよかった本でした
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