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〜誕生日、食の記憶〜パリと上海

先週、私は誕生日を迎えWHOの定める高齢者となりました。noteを始めるにあたり、自己紹介を兼ねて少し昔話をさせてください。

会社員時代、誕生日は海外出張先の海外が多く、帰国便の機上、時差の都合で消えた1日になる事も多くありました。上の写真は、2012年パリのダローザ。イベリコ豚の生ハムとポルチーニのリゾットの軽い夕食をとってナイトフライトに乗り、日本に着くと誕生日の夜は終わっていた、、そんな日々でした。

ナイトフライトに乗るには、18時頃にはパリ市内を出なくてはならず、レストランでの夕食はとれません。それでも、ラデュレでオムレツを食べたり、6区の定宿近くで牡蠣をサッと半ダース摘んだり、パリ最終日の夜らしい食には、こだわっていました。

誕生日はフランスだけでなく、上海でパリパリの北京ダックを楽しむこともありました。

会社員時代の仕事は、食とは直接関係ありません。ただ、外資系企業のズッシリ肩にかかる予算と責任は重く、唯一のストレス発散は“美味しいお酒と食“でした。

会社員を卒業してから今日までの5年間、フリーランスでの仕事となり、肩書きも部下もなくマイペースで仕事をしています。そして、ご家庭に伺っての作り置きやホームパーティーなど、料理が仕事として加わるようになりました。

BIRTHDAY DINNER 2021
今年は、10月生まれの娘と私の誕生会を、娘夫婦を招いて行いました。

私の料理は家庭料理ではありますが、洋の東西を問わず、海外を飛び回って食べた記憶が培ったもの、類は友を呼ぶと言いますが、海外に住む食いしん坊の友人や親戚が教えてくれた料理でもあります。

さて、具体的な料理は、次回以降にご紹介させてください。今日は、ここまで。

à bientôt!





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