ちょとやってみるだけ
昔々働いていて、ちょっと調子が悪いなあと検査を受けたら
食事制限をすることになった。
動物性油脂、肉、カフェイン、酒、砂糖は極力抜いてと言われて
食べてもいいと言われたのが
魚、植物性油脂、ヨーグルト、あと野菜は制限なしだった。
それまでは若いのもあって肉だのチーズだの一生懸命に食べていたのだが
どうも自分には良くなかったらしく。
さてそれじゃ何が食べられるかなと色々考えて
基本的に昔の和食じゃないの?ということで
人間の食性だとか料理の歴史だとか調べに調べて
結果、作れる料理の種類が激増しましてな ♪
お寺の精進料理に魚を加えたような献立になって
豆腐とおからと油揚げを使い倒す!
揚げ出し豆腐の旨さに目覚めたのは実にこのときである。
1か月後の検査ですごくいい結果が出て
先生から「ずいぶん節制されましたねえ」と褒められた♪
ようするに、いいことずくめ♪
いや実際自分でも身体が軽くなって調子が良くて
食事制限やりながら週末は大雪山系登ってましたな。
食べ物でこんなに変わるのか!
以来、野菜だのイモだの豆だのと適量の肉やチーズに一日1杯の珈琲を。
今見直してみるとヨーグルトが1日80gに増えているな
などなど記録を見かえすと面白い。
さてそこで・だがしかし
人によっては食事制限は地獄の苦しみになることもあり
「私はもうこれは食べられない身体なの…」と暗い顔でつぶやかれると
その場の温度が10度くらい下がりますなあ。
これから一生制限し続けるのでなくても
3日間だけにしても
暗くなる人は暗くなるものでして
食事制限で調子が良くなるどころかストレスをかかえて具合が悪くなったりする。
「とりあえずちょっとやってみるか」
という、そのちょっとの好奇心があればいいと思うのだが。
というワケで
好奇心があれば大抵のことは面白くなる、と思っている。
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