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“ごもっとも”の謎

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ちょっと遠い親戚から聞いたのが
昔は、節分の時には家長が家の部屋を一つ一つ回って
「鬼は外!福は内!」と豆をまくと
それに続いて子どもたちが
「ごもっともー、ごもっともー!」と言いながらついて歩くという習わし。
面白いなあ、と思って
この話をウチのおじいちゃんおばあちゃんに教えると
「ああっ、それで!!」と二人して大いに驚いた。
昔、その親戚の人と話をすると、いつも、しきりと
「ごもっとも、ごもっとも」と相槌を打っていたのだそうで
あの人、ナンで「ごもっとも」っていうのだろ?
と思っていたのだと。

節分と「ごもっとも」について調べてみると
一番知られているのが秩父の三峰神社の節分の神事で
豆まきをする人の後ろから介添え人が
「ごもっともさま」と言いながら巨大なごもっとも様を前上方に突き出す。
ごもっとも様とは、長さ1メートル余の檜のすりこぎ棒型のもので
その頭に注連縄をまき、根もとには蜜柑二個をさげた象徴的な…(^^*)
子宝に恵まれるご利益があるそうで。ナルホド
また
京都の知恩院では豆まきをするときに
「ごもっとも、ごもっとも」と掛け声をかけるそうで
これは思ったよりあちこちにある風習なのかもしれない。

というワケで
おじいちゃんおばあちゃんの長年の疑問
「ごもっとも、ごもっとも」の謎は解けた♪

「あ、ウチもです」という方はいらっしゃいますかな?

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