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1.5世帯住宅

1.5世帯住宅とは何ぞ、って?
2世帯住宅なら知ってるけど、まあ、聞いたことないですよね。
これはわが家を建てるときに考えた建て方で

夫の両親の古い家を壊して建て替えて
夫の両親とウチの家族と親子孫の3世代で同居することにしたので
何となく見守れるようにと
同居未満別居以上、つまりは半分同居・半分別居の形を考えたのだ。
玄関は一つで
1階:トイレ・台所(メイン)お風呂・居間・仏間・夫の両親の寝室
2階:トイレ・台所・夫婦の部屋・子ども達の部屋・ホール(小)
基本的に1階は夫の両親の居場所で2階はウチの親子の居場所にして
ウチの親子はお風呂とご飯は1階で、あとは2階で過ごすようにした。
要するに1階は全家族の共用空間である。
台所は主婦二人が同時並行的に使える広さにしたが
調理台は無理に広くしないで、古いデコラの食堂テーブルを置いた。
これなら熱いナベを置いても平気だし
モノを刻む場所にも盛り付けの場所にもなるし
そこで座って食べることもできる。
2階にもシンクとガスコンロと換気扇を付けて洗濯機を置いて
洗濯は1階と2階でそれぞれ自分たちの分をするようにした。
高齢の両親とは生活時間に時差があってw
それでほとんど時間差で台所を使っている。
シンクは鮭を1本さばける大きさが欲しかったので
1階のシンクは家庭用としては最大の幅1mにした。
長年狭小アパートに住んでいたので広いシンクは長年の夢だったが
ホントに余裕で使いやすい。
完全に2世帯住宅にしなかったのは
やはり親と同居生活をしていた兄夫婦の生活を参考にしたからだ。
「どうせ親がもっと高齢になったら全部見なきゃならないんだから」
「2世帯住宅にしたって10年くらいのモノよ」
「それなら最初から同居がいいわよ」
これは同居するのが兄嫁の親というのが大きい。
で、我が家は夫の両親なので完全同居ではなく1.5世帯という形にした。
どちらにしても
家族仲良く・ほどほどの付き合い方がいいと思う。

同居するなら「まだ大丈夫」なうちでござる。

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