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熱収支はお金の収支で実感できた

勉強

雪が積もっても、気温がプラスになると融けはじめる。
でも、気温が0度以上になっても
融けだすまでにはちょと、時間がかかる。
経験では気温が+1度くらいで融け始めるまでに3時間以上。
+1度では、氷はゆるんでも・なかなか融けてくれない感じ。
で、+3度くらいになると1時間くらいでじわじわと水が出はじめる。
この遅れは地面が冷えているから、というだけの理由ではない。

中学の理科で水が凍る温度を習ったとき
水が0度で凍るなら、丁度0度の時には、水なの氷なの?と
教科書ワケワカラン、だった自分。
水は0度で凍る
とはいえ
周りの温度が0度より上がったからといってすぐに水になるワケじゃない。
水をゆっくりと冷やしていくとやがて0度になるが
そのまま冷やし続けてもしばらく0度のままの状態にある。

融けるときには、これの逆。

0度になった水に言ってやろう
「お前は・もう・凍り始めている」と
っていうか、水が凍る温度を0度と定めたんだよね。
で、ナンで0度のところで「ため」があるワケ?
それは、水が氷になるときに余計にエネルギーが必要だから。
これが習ったときによく解らなくて・・・
還暦過ぎてようやく
変身するには金(熱)がいる!と納得した。
水が氷になる・氷が水になるときには
温度は変わらなくても姿を変えるための熱エネルギーのやりとりがある。
目に見えない熱のやり取りって
「袖の下」みたいなモンですかい?げししし
というワケで
水が凍るとか融けるとか蒸発するとか結露するとか
そういう現象には熱の出入りがあって
熱を奪うとか放出するとかは「熱収支」なんて言ったりするので
・・・「収支」ってことはお金で考えるとわかりやすい気が・・・
コキーン♪ (コインの音)
何か変化するときにはお金が動くと考えればいいのでは。
水が凍るときには、水がお金を払ってるんだな。
で、氷が溶けるときには周りがお金を払ってるんだな。
氷に塩をかけて融かすときには
塩をかけたからには融けねばならぬ!
融けるからには、お金を払ってもらいやしょう
と、周りからお金をむしりとるイメージ。
これは氷に塩をかけると温度は下がるのに融ける
「凝固点降下」と言う現象だ。

まあそれで
そこらあたりにあるお金の総額は変わらないんだな。
エラそうに言うと「エネルギー不変の法則」だな。
お湯をかけて氷を融かす、という場合は
そこにあるお金をやりとりするんじゃなくて
コインが一杯に入っているヤカンを持ってきて
お湯(熱)をコキコキコキーンとそそぎかけると考えればいい感じ。
目の前にボーナスステージが浮かんでこないだろうか(六角精児の声で)
また以前、結露について調べた時に
「潜熱」という用語が出てきて、これがイマイチ理解できなかったが
潜熱とはふところにお金を持っていること
と考えると、そーか、そーか、と納得できた。
お金を持っているのと、お金を使うことは、別物である。
わかるわかる
で、もうお金がぜんっぜん無くて逆さに振っても鼻血も出ないのが
絶対零度
お金が無くて、身動きが取れない状態。
わかるわー
ああ、自分、庶民だな。

熱は物理界の通貨である♪

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