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家の寿命を決めるモノ

実用

古民家を見るのが好きなのだが
古民家と言えば普通100年以上前に建てられたものだろう。
言ってしまえば古い木の家なのだけど
雨風に曝された建物が100年以上持つなんてすごいと思う。
柱が丈夫だから?
土台がしっかりしているから?
外壁も風雪に耐えているのはスゴイ。
さてそこで
今ドキの新築は一体何年持つのだろか?
一生に一度の高―い買い物だから一生住むことを期待するよねえ。
とはいうモノの
大体建ててから20年でリフォームと聞いたなあ。
で、どこが傷むのかというと
外壁とか屋根とか水回りとか、うんうん。
しかし
最近、また別の傷み方をするぞ、と気が付いてしまったことが。
それは
種々様々な合成樹脂の劣化だ。
合成樹脂が初めて登場した時には
腐らない、いつまでもキレイ
という夢の素材のようにもてはやされて
その後、その腐らないということが裏目に出てゴミの問題が出てきて
さらに、劣化して細かく砕けることで今度は環境問題となった。

で、ウチの話では
例えばコレは合成樹脂製の窓枠のネジ。

ネジの頭隠しが割れてカビが入り込んでいたのではがしたのだが

他のもこうなってカビが来ていて・これも外さないと。
考えてみると・あちらを見てもこちらを見ても
窓ガラスのパッキンとか窓枠や集成材の接着剤も合成樹脂だ。
これらのモノがそう遠くないうちに劣化する、のだよね?
30歳で新築した場合と
50歳で新築した場合とではリフォームの考え方は全く違う、と思うが
窓枠総取り替え一つとっても想像しただけで震えてくるのでござる。


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