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手のひらは2度返される

以前ボランティア活動をしていたとき
さる大手組織のご厚意で、長年建物の片隅を事務所にしていた。
資料を保存したり、打ち合わせをしたり、機関誌を発行したり、勉強したり。
ところがいずこも同じ改編の風が吹き始めて
次第に冷たい扱いを受けるようになってきたのだが
ある日突然
「あなたたちの活動は素晴らしい!」と持ち上げられた。
要するに我々が事務所を置かせてもらっている部署にも
改編の風が当たり出して
「ボランティア活動に協力している」をアピールしたかったのではないか。
だから、「素晴らしい活動」である必要があるのだ、と。
実際、いい活動してたと思うし
そこの部署と関係あるボランティア団体だったし。

その時自分は考えた。

こうやって手のひらを返したということは
又同じように返すだろう
この組織は手のひら返しをするところである

そこでメンバーに提案した。
「事務所を撤退する準備を始めた方がいい」
「少なくとも大掃除をして身軽になっておきましょう」と。
種々の手続・連絡・発信手段をウェブへと移し

抱えていた大量の資料を仕分けした。
果たしてその後、そこを出された。
色々準備しておいてよかった、と思った。

二度あることは三度ある、と言うが
ホントは一度あることは二度あるのだ。
これを「再現性」と言うw

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