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ラグバス

コミュニケーション
子育ての風景
勉強

昔々高校の体育でバスケットボールをやった時
「今日はラグバスをやります」
「これはラグビーみたいにボールを持って走っていいというものです」
体育の授業なので、運動の得意な人も不得意な人も様々で
パスは「えいやっ」と何とか出せても
ドリブルがドリブルじゃない・・・。
床と手の間でボールの往復運動をさせるのが精いっぱいで
周りを見る余裕なんて無いのだ。onz
ましてやドリブルしながら移動なんてできないのだ。onz
文字通りの「onz」。
これじゃあゲームなんてとてもできないので
ボールは「持って」移動していいことにして
敷居を一段下げた格好で「参加者」を増やすという戦法だ。

ところがところが
持って移動していいと言われてるにもかかわらず
「ボールを持って二歩以上歩いてはイケナイ」が染みついて
ボールを持つとそこから動けずに
相変わらずパスでボールをつなげようとしてしまう。
そのうち突然
一人がラグビーのようにボールを抱えて走り出した!
それを見て、「あ、そうだった!」と、みんなが「目を覚ました」。
「自分は新しいルールを使ってもいいのだった」
それで何とかゲームらしきものが始まった。
あのときの「あっ、そうだった!」という
「目が覚めた」感覚を今でも覚えている。

新しい制度ややり方を作っても
そのやり方を目の前で見ないと、なかなか自分ではできないものだ。
わかっただけじゃ・知っただけじゃ、動けない。
やって見せる、大事 ♪
何より
最初にボールを持って走る人はエライのだ♪


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