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冬至の前だけど

さて、すっかり日が短くなった今日この頃なのだが
冬至は22日なので、これからさらに日が短くなって暗い時間が続くのか
というと、そうでもなくて。
いや、確かに日が出ている時間が一番短いのは冬至の日なのだが
実は今すでに日没の時間がちょびっとずつ遅くなっているのだ。
つまり、暗くなる時間がすこーし遅くなっている。
どゆこと?
そこで国立天文台のサイトをのぞいてみると

「日の入りがもっとも早い日は冬至の半月ほどまえ」
「日の出がもっとも遅い日は冬至の半月ほど後」
な、なんだってー!

そこで札幌の12月の日の出と日の入りの時刻を見てみると

日の出は
12月26日から29日まで7:05 で
30日31日と7:06
年末になってもまだ遅くなっていって
実際に日の出の時刻が早くなるのは来年の1月9日になってから。
そこでようやく7:05 となる。
その一方
日の入りは
12月3日から15日までが一番早く16:00 だが
16日から18日まで16:01 となり
19日から21日まで16:02 となり
次第に遅くなってくるのだ。

だから、昼間の時間はまだこれから短くなるとはいえ
陽が沈むのが遅くなるということは日暮れが遅くなるということで
これって日が長くなってきたように感じないだろか?
というワケで
冬至を迎えたころには、日が短いというよりは
「日が長くなってきた」「夕方が明るくなってきた」
と、自分的には感じる。

クリスマスも大昔は冬至のお祭りだったとかだし
北欧では盛大に「どんど焼き」みたいなことをやってますし。

一番昼間が短くて暗い日に、ナンでお祭り?
と昔は思っていたが

暗いのは今日までだ!
これからはどんどん昼間が長く・明るくなっていくぜい♪
これから寒さは厳しくなるけど
みんなで辛い日をしのいでいこうぜい♪
ってことなのだと思う。

それに加えて
1月上旬を過ぎるころには日の出は早くなり
すでに遅くなっている日の入りと相まって
明るい時間が勢いをつけて長くなっていく。
驚いたことに鳥たちのさえずりが増えるのも1月上旬。
わかってるんだなあ ♪
明るさは「希望」♪


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