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ワンコイン未満。現在の銭湯入浴料金とは?

最近、昔を振り返りながらnoteに投稿していて思い出したのが、私が30代前半までお世話になった「銭湯」の料金について、である。

私が日常的に都内で銭湯を利用していた当時は、1年目は370円で、385円→400円と順調に上がって、10年目で430円くらいまで値上がりした記憶がある。

都内入浴料金の推移

ちなみに現在の銭湯入浴料金を調べたところ、上限470円にまで上昇している。上限というのは各自治体が審議し定めた一定の料金目安という意味である。
その地域やその銭湯などで場合によっては、これより安い料金で営業しているところもあるそう。

ここで、ふと気になったのが、銭湯の入浴料金は全国どこでも同じ値段じゃないのか?という疑問である。

私は都内の銭湯しか利用したことがなく、料金の違いについてあまり意識したことがなかったが、以下に、各都道府県の銭湯入浴料金を調べているサイトがあるのでご紹介する。

全国の銭湯入浴料金と軒数 

物価も高い東京が、入浴料金が最高値の自治体かと思いきや、神奈川の490円がトップ。それでも若干の差異はあるものの、大半が400円台を占めている。
ちなみに、最安値の入浴料金は佐賀県の280円という、驚きの安さ!

ただし、昨今流行っている「スーパー銭湯」や「健康ランド」のような場所と比べると、銭湯はかなりお財布にやさしい価格帯だ。

これは公衆浴場法という法律の中で、銭湯は「一般公衆浴場」、スーパー銭湯は「その他の公衆浴場」という区分にそれぞれ当たるため。
銭湯は、地域の住民が日常的に利用しやすいよう、金銭的負担になりにくい低価格な料金統制が敷かれているのだ。
一方の「スーパー銭湯」などの娯楽施設にはそういった規制はないのだ。

天井が高くて広々とした湯船。
ざぶんと浸かると圧倒的にあふれでる湯量と熱々の温度は、家庭風呂ではなかなか味わえない<極楽>気分を満喫できる。
それが、銭湯ではワンコイン出せばお釣りも返ってくる!
家にお風呂のない人が行くところと、侮るなかれ。

お近くで見かけたら、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?


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