「ヒノマルソウル」見た
見てきました。田中圭さん推しとしては圭くん主演だから見に行かねば、と思ってたんだけど、今回あまりエンジンかからなくて、前売りも買わなかったし、番宣番組も殆ど見なかった。今日の午前中の舞台挨拶のLINEライブも見なかった。
でも、やっぱりスクリーンで圭くん見たい、と思って急遽チケット取ってみてきた。
あらすじはわかってる。結末もわかってる。そんな映画。でも、引き込まれたね。
リレハンメルで銀メダリストだったのに。原田選手が失敗しなければ金メダルだったのに。
この「自分じゃない人のせいで」っていうのがこじれるポイントだったんだと思う。こんなに自分は頑張ってきたのにって。
そんな挫折を抱えながらのオリンピック。
当時ジャンプの結果を新聞で見た記憶はあるけど、覚えてないんだよなあ、ぼんやりと生きていたんだろうな。
最後の最後まで西方さんはこじれてた。わかるよ。こじれるよ。
そこを吹っ切らせたのは小坂さん演じる高校生だったり山田くん演じる聾者の青年だったり眞栄田郷敦くん演じる若手ジャンパーだったり。
人の力だよね。
そして、原田選手の思いを聞いたことなのかな。
(ただ危険な状態の中、日本に金メダルを取らせるために飛ばせたところは私はあまり好きではない。日本人の大好きな犠牲者精神ぽくて。ちょっと苦い気持ちになった)
吹っ切れたみんなの飛ぶジャンプは素晴らしかった。見てる人は仲間たちだけだけど。よかったよ。
美談を美談で終わらせなかったところが良かった。
俳優さんがどうこうじゃなく、ストーリーが良かったんだと思う。
もう一回行くかもしれない。
エンドロール