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23歳無職、大阪から東京まで歩く【4日目】

3月19日(日)

6時50分 起床

おはようございます。
今日の目標は三重県桑名市。

Googleマップ見た感じ、ルート近くにホテルが無さそう。
まぁ、なんとかなるでしょ。

とりあえず朝食。

7時23分

昨日確認したマメ、全然小さくなっていない。
そりゃ一晩じゃどうにもならないか。

医学の超ド素人である自分ですら、マメを潰すという行為は絶対良くないと直感で分かる。
しかしそのまま放置して歩き続け、道中で潰れる方が衛生的にも精神的にも良くない、気がする。

という訳で、人生で初めてマメの処理を行う。

安全ピンを持っていなかったので、爪で皮膚を破り、中の液体を絞り出す。
絶対に真似しないでください。

靴の大きさが合っていないからマメが出来るのか。
とにかく対策はしないといけない。

靴紐をギュッと固く締めてみる。吉と出るか凶と出るか。

8時00分 出発

天気、良すぎ。

8時33分

晴れすぎ

たまたま見かけたワークマンで、雨に備えて携帯用長靴を購入。
雨、かかってこいよ。

9時02分 鈴鹿市に入る

最高の天気。見晴らしも良くて道路のコンディションも最高。
気分上がる。

心なしか足の痛みをあまり感じない。
この間に一気に距離を稼ぎたい。

由緒が正しそう(小学生並みの感想)
座りたいような座りたくないような……

11時00分 休憩

40分ぐらい休むつもりだったが、ソワソワしてしまい結局20分ほど休んで再び歩き出す。

休憩の重要性を理解しつつも、歩いていないと落ち着かない身体になってしまっている。

11時33分

四日市市、キターーーー!

鈴鹿市同様、知っている地名は一段とテンションが上がる。

みんな大好き、でっかいイオンモール

Googleマップで見た感じ、結構良い道を通れるっぽい。

ここでいう良い道とは、真っすぐ大きな一本道で、左右に大きな看板を出した店が立ち並ぶ賑やかな通り。

こういうのとか、

こういうの。

店内に入らずともお店のラインナップを見ているだけで楽しめるので、まさにこの旅のボーナスタイムといったところ。

このタイミングで宿を探す。ちょっと遠くにはなるがビジネスホテルの予約に成功。今日はお風呂に入れる。


四日市の大通りを楽しんでいると、ここで足に強烈な違和感。
足の指に何かが出来ている。

足の指に出来た巨大な水ぶくれが、歩くたびに上下して揺れる間隔。
いつ破れてもおかしくない。

これがもう半端じゃなく気持ち悪い。

14時59分

青ざめた顔でコンビニに駆け込み、応急処置を試みる。

恐る恐る右足を見ると、人差し指と中指の間に、見たこともないサイズの水疱が出来ている。

こんなものをカメラフォルダに残したくは無かったので撮らなかったが、逆に撮っておけばよかった。

昨日購入した身体拭きシートで足を拭き、安全ピンを突き刺すと勢いよく中の液体が噴き出す。おええ。

ここに汗まみれの靴下を履き直すの、衛生的に最悪過ぎる……

17時49分

長島へ向かう、ながーーーーーーーーーーい橋を渡る。
とにかく長い。

ナガシマスパーランドで有名な、あの長島。
今日は知っている地名が多くて楽しいぞ(当社比)。

足が痛いのはもうデフォルトになっているが、痛い脚には痛い脚なりの歩き方があることがわかってきた。

要するに、無理せずゆっくり歩くという事です。

18時09分

営業中(営業しているとは言ってない)
今日はここで夕飯にしようと思っていたのだが、残念。

貼り紙を見て、もう一度悲しい気持ちになった。

不幸中の幸い、隣にあった吉野家で豪勢なディナー。牛丼+ネギ+卵の組み合わせが一番美味い!

宿を目指して再び出発。

あーーーーーーーー脚痛っっっっった!!!

夜休憩の後に必ず襲ってくる筋肉痛と闘いながら宿を目指す地獄。
これを毎回やってる。

宿から離れた場所で夕飯を食べるのはもうやめようと心に誓った。


19時27分 宿到着

毎日少しずつ宿へ到着する時刻が早くなっている。
夜歩くのは怖いので、これでいい。日が出ている時間に歩き、日が沈んだら休む。

道も景色も天気も最高だったが、足のコンディションが最悪の一日だった。

22時50分 就寝


4日目 まとめ

出費

食費 2,071円
宿泊費 2,860円(前日分) 5,000円(本日分)
カッパの足 1,180円
安全ピン&絆創膏 550円

合計 11,661円


亀山市→桑名郡木曽岬町

移動距離40.8㎞ 東京まで残り362㎞



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