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在籍中学校に挨拶へ

こんにちは。さなぎです。

入学シーズンですね。
息子も在籍中学校へ入学しました。

実際に通うのは“N中等部“ではありますが、扱いとしてはフリースクール
そのため中学校は地元の中学校に在籍する必要があります。

今回は在籍中学校へ挨拶へ行ったお話です😊

事前にしていたこと

以前記事にもしましたが、事前に在籍中学への連絡はしていました。

時系列としてはこんな感じです。

  • 夏にN中等部へ通う旨を伝える

  • 入学テストに通った旨を伝える

  • 2月の説明会後に書類を受け取る

電話は計4回。
直接お話したのは2月のみです。

それぞれの「伝えたいこと」も確認しました。

我が家が伝えていたことは
・生徒の名簿には載せないで欲しい
・支払い等はないはずなので口座登録はしない
・教科書、タブレット教材は受け取らない
・PTAは加入予定はない

学校からお願いされたことは
・健康診断は受けて欲しい
・時々様子を聞かせて欲しい
・PTAは入らなくていい

双方の希望していたことは全て通りました。
歯科検診や健康診断などは在校生に合わないように時間などを配慮していただけるとのこと。

今回の挨拶では上記の点を改めて確認しました。

出席者は
・息子
・わたし
・教務主任
・学年主任
・担任

担任の先生、若かったな〜!
お肌ツヤツヤな女性の方でした。

すみませんね、1年ご面倒をおかけします(笑)

校長先生にご挨拶

今回のご挨拶まではわたしが手続きをしていたので、息子が中学校へ行くことはありませんでした。

初めて自分の在籍する中学校に入る息子。緊張笑"

途中まではここまでの流れを少しまとめていましたが、校長先生の時間が空いたとのことでご挨拶。

なんと!
あのシャイな息子。

マスクを取って自己紹介が出来ました😭

今年度新しく就任された校長先生。
女性の穏やかそうな雰囲気の方でした。

前年度までの校長先生には話は伝わっていたものの、教務の先生によるとまだ来てすぐだからあまりお話が出来ていないとのこと。

どうしよう。理解出来ないと言われたら…

なんて思っていたのも束の間。

校長先生「お話は小学校の方から直接伺っています。ご自分で決断されたんですよね。新しい場所、楽しみですか?」

おおお😭
小学校の先生、グッジョブ!

息子がうなずくと、

校長先生「よく決断しましたね。別の場所で、自分らしくいられるのが一番ですよ。でもあなたはうちの子(学校の生徒)です。来てみたいなと思ったらいつでも顔を出してください。」

お母さんや〜😭

というわけで最後の心配であった校長先生へのご挨拶も無事終了しました。

「せっかくなので少しご一緒してもいいですか?」ということで、その後の説明やらも同席してくれました。

(担任の先生たちからしたら緊張した一時だったことでしょう笑")

息子の大きな変化

さてさて。マスクを取って挨拶が出来た息子。
わたしとしてはそれだけで大きな成長でした。

小学校では給食以外一切取らなかったし、マスク着用が自由になった卒業式でも絶対に取りませんでした。お友達と記念写真を撮るときにも取らない。

だから絶対挨拶の時は取らないと思っていた。

でも彼は取った。
きっと彼なりの切り替えというか意味があったんでしょうね。
深くは聞かないことにします。

そしてもう1つのエピソードが。

学年主任と担任から「勉強のプリントとかはどうかな?いりますか?」と聞かれた息子。

わたしとしてはその回答は息子に委ねることにしていたので、話を振りました。

少し間をおいて『必要ないです。』

正直だ。よろしい(笑)。

でもこれまでならきっと「どうする👦?」とわたしに聞き返していました。

だから自分で回答したことにもちょっとビックリ。
直球でしたけど。

からの、校長先生からの絶妙なフォロー。

校長先生「そうだよね。新しい場所の勉強と両方やったら大変になるもんね。いいんですよ。自分がやりたいと思う勉強を一生懸命やってください。」

もうね、校長先生、好き笑"

先生方は“なるべくみんなと同じように“を意識していたのかなと。
でもそもそも名簿に名前を載せずに別の場所で学ぶことを見つけた時点で難しい。

それを校長先生は理解してくれていたのかもしれません。

わたしは最後にこのことだけはお伝えしておきました。

『この中学校に在籍しながら別の場所に通わせるわけですが、私たちは遊びに行かせるつもりはありません。人と関わるのが少し苦手だから“人に関わって、人と何かをする“ということを学びにいってもらいたいと思っています。だから週3日の登校日以外の平日2日は自宅学習はしっかり行います。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。』

実は息子には選択肢が2つありました。

・不登校の子が通える中学校(一条校)
・実践的な勉強が出来るN中等部(フリースクール扱い)

個別な配慮をしてもらうことなく、一条校に通えることも一つの選択肢でした。

しかし息子はものすごい密な人間関係を望んでいるわけではなかった。

社会に出て、人と関わらずに生きていくことはない。
かといってみんなでキャッキャする関係は彼は好まないのです。

それなら最先端の、ちょっと不思議な場所のが合っているのかなと親として感じました。

それが我が家がN中等部を選んだ理由。

初登校はちょっと先。
彼の心地よい人間関係が出来たらいいなぁ、と願っています。

今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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