そのひと言を変えてみて
そのひと言・・・、いったいなんだと思いますか?
今日は結論が先です!
私が変えて欲しいひと言は、「でも」です。
ということで、今日は「でも」を変えてみよう!というお話しです。
ある真冬の日のこと、私がご近所さんに
「おはようございます。今日はいい天気ですね」
と挨拶をしたところ
「でも、雪が降ったから・・・」とポツリ。
「おはようございます」を返す前に「でも」から始まる。
この会話、あなたならどう思いますか?
これは相手の方を批判したいわけではないんです。
こういうコミュニケーションって、気を抜くとやってしまいがち。
私自身も「あ、言ってしまった」と反省することがあるので
ちょっとだけ意識してほしいな。ということをお伝えしたいんです。
ある業界では「交差交流」などとも言いますが、
これは会話が交差していて噛み合わないパターンのこと。
Aさんが「○○ですね」というと、
Bさんが、「でも、△△です」と答える。
これはですね、夫婦だと夫婦げんかに発展したり、
職場だと相手の機嫌が悪くなることもあります。
Aさんにとっては、「○○ですね」という話を
受け止めてもらうはずが、△△と言われたものだから
否定された気持ちになってしまうのです。
「これは、りんごですね」と言ったのに
「でも、蜜が入っていません」と返されたらイヤじゃないですか?
漫才だと笑えるけど、日常会話だとそうもいきませんよね。
これがスムーズな会話だと
Aさんが「○○ですね」に対して
Bさんが「そうですね、○○ですね」と返します。
Aさんが話した言葉を
Bさんがそのまま繰り返してあげると、
Aさんは「私の話を理解してくれてる人なんだな」
と安心感を抱きます。
些細なことと思われるかもしれませんが、
この小さな付き重ねが信頼となり
心を開いて話してくれることにつながるんです。
なんでもかんでも「でも」で返すクセがついていると
相手に対してだけでなく、自分自身のことも
「でも・・・だから」と否定してしまい、
それが表情や態度にあらわれてきます。
まずは「でも」と言っていないか気づくことから始めましょう。
そして、「でも」に気づいたら、どんな言葉に変換させるか
自分で決めてみましょう。
あなたなら、「でも」を何に変換させますか?
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