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3年ぶりのマレーシア出国と、シンガポール空港での忘れ物

シンガポールで、絵本の出版記念イベントがあり、3年ぶりにマレーシアを出ました。2泊3日の予定だったけど、ちょっとしたパフニングがあり、1日滞在が延びました。

というのも、ボーディングタイムになって、荷物検査の時、携帯がないことに気づき、「トイレに忘れたのでは?」と聞かれてトイレやお土産屋さんを探したけれど無い。

とりあえず、飛行機に乗るしかないか、でも今年買ったばかりのアイフォン、高かったのに・・・!!どうしよう〜

ふと、さっきまで一緒だった友達が荷物持ってくれたりしたので、もしかして持っているかも?と唯一番号を覚えている主人に、隣にいたアメリカ人の方に電話をしてもらったけど友達は持っていませんでした。

あ、自分の携帯に電話してもらえばいいんだ!と気づいたのは飛行機に足を踏み入れる寸前で、私の携帯はターミナル1のインフォメーションカウンターにあることが判明しました。

「シンガポール人は日本人と同じでみんな親切だから、見つかると思ったよ!」と言ってくれた親切なアメリカ人にお礼を言って、走ってカウンターに戻りました。

スタッフの人に事情を話したら、今からターミナル1に行って戻ってくるのはちょっと難しいとのこと。

私のせいで、飛行機の出発が遅れては申し訳ないと思って「わかりました。。。飛行機に乗りません」と言いました。それがベストかなと思って。

そのあとスタッフの人がテキパキ連絡を取り合っているのをぼーっと眺めながら、ハッ、私の荷物はもう乗ってるんだった!!と気づき、「荷物見つけるの大変だったらもう乗りますけど!」って言ったら、「大丈夫、あなたの荷物はもう見つかって、今降ろしています。座ってて下さい」

なんでも気づくの遅いなぁ私。。。(汗)

それにしてもあの中から荷物見つかるなんてすごい!
と尊敬の眼差しで、スタッフの方の動きを見ていました。

その後、もう出てしまったシンガポールのイミグレをまた通って、荷物と携帯を受け取るまで、様々な書類、面接、検査を経てやっと外に出れた・・・ら・・・。

友達が、インフォメーションカウンターで待っててくれました!!!
感動〜(涙)

「元気そうでよかった!落ち込んでるかと思った!」

こういうことは私にとってはしょっちゅう起こっているので、慣れているといえば慣れています。

「ご主人怒ってないの?」と聞かれたけど、たぶん、怒ってない。主人も慣れてるので、またか・・・という感じだと思います。

でも何よりも嬉しかったのは私のアイフォンにまた会えたこと!
もしかしたら命の次に大切なものって携帯じゃないかと思いました(笑)

そしてスタッフの方々が嫌な顔もせずに、テキパキと私の荷物を探し出して、最後まで長い手続きを一緒に終えてくれたこと。

そして友達が長い間、心配してずっと空港で待っててくれたこと!(涙涙涙)

本当に感謝で嬉しくなりました。

その晩は、また友達の家に戻って、次の日一緒にゆっくり朝ごはんを食べて、バスに乗ってマレーシアに帰ることにしました。

実は友達は、最初に空港で別れる前、ちょっと落ち込んでいて、「自分のことが嫌いになる」って言ってたので、「私はこんなことばっかりだけど、それでも自分のことは結構好きやで。アハハ」と励ましたつもり。。。だけど。

私ももっとひどい失敗をした時は落ち込むこともあるけれど、比較的すぐ忘れます。他の人の方が「あの時こんなこともあったよね」と覚えていて「え?そうだっけ!!」ということもよくあります。

それもおおらかな家族や友達に恵まれているからかな。

でもまた会えてよかった。
もう少し友達とお話する時間もできました。


シンガポールの近代的なビル群と、どこもかしこもピカピカなところを見て、たぶんマレーシアはどんなに頑張ってもシンガポールみたいにはなれないけれど、シンガポールもマレーシアみたいにはなれない。
どっちもそのままでいい!と思いました。

シンガポールを出て、マレーシアのイミグレに入ると、あ、建物が古い。2014年のポスターがまだ貼ってある・・・。トイレが汚れている・・・。

と違いが色々見えたのですが、でも私はマレーシアが大好きです!

まだ日本には帰れていないので、3年ぶりにマレーシアを出て思ったこと。

やっぱりマレーシアに住めてよかったなぁ〜!
のんびりとした空気がとても好き。

シンガポールでの絵本イベントについてはまた後ほど書こうと思います。





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