見出し画像

Panofka No.1 2/7

インスタに、画像無し音声のみにて、日々の練習を綴っています。

これは、パノフカの『24のヴォカリーズ(母音唱法)』から
第1番「長音階 Scale Diatoniche」を、7分割したうちの2番目の部分。

9小節目からの4小節間は、
Ⅴ→Ⅰ→Ⅴ→Ⅰのコード進行で、音楽が展開していきます。
最初は6度のスケール(ソからミまで)でおとなしく、
音量もピアノで、ソフトに。
次は10度のスケール(レからオクターブ上のファまで)で大胆に、
音量もフォルテで、華々しく。

この4小節間で、楽しさが増してきます。

13小節目に入ると、第7音のシに♭がついて、
あれ?F-Dur(ヘ長調)に転調した?と一瞬思わせます。
♭のついたシの音にはアクセント、つまり強調します。

F-Durで考えるとやはりⅤ→Ⅰのコード進行で、
ファーソラシドレミファ!と1オクターブのスケール。

あ、この『!』ビックリマークは、私の頭の中で、
勝手についているものです。
!をつけて歌っていると、
オクターブの上行スケールやクレッシェンドが
うまく歌えるみたい。

一番高いファにアクセントをつけるのではなく、
クレッシェンドしていった先で、音を青空へ解き放つような感じ。

で、ミに♭をつけるだけでコードを華麗にD7(レ・ファ#・ラ・ド)に誘い、
あれ?G-Dur(ト長調)に転調した?と思わせます。

簡単だけど、この誘い方はスマートで見事です。

G-Durで考えるとやはりⅤ→Ⅰのコード進行で、
ソーラシドレミファソ!とオクターブのスケール!

この曲の最高音を、真っ青な大空へ解き放ちます♪
いい声、飛んでけっ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?