「二階の部屋」

小学校の頃
二階のお客様の部屋でよく自慰をした
大きな炬燵があって教科書を開いて
窓からは近くの熊野神社の大きな大木が見えて
勉強に飽きてごろんと横になり
大木を見ながらスカートの中に手を入れる
覚えてしまえば簡単な指遊び
階段の下ではお父さんとお母さんとおじいちゃんが喧嘩をしてる
みんな喧嘩に夢中で
私にかまう人がいないから
好きな時に自慰をする
色も形もよくわからないおしっこ臭いあそこ
触っていると小豆のように固くなる
いじってくれて嬉しいよう
気持ちよくて嬉しいようと小豆は言ってる
ずっとずっと触っていると
大木のてっぺんにのぼりつめたくらい気持ちよくなって 
やがて眠りこんでしまう
勉強もしないでパンツに手を突っ込んで寝ている私を
きっと神様は興奮して見ていた   

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