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東京に惹かれた大学生

あと少しで21になる。20歳と言われるのもあと数ヶ月で、徐々に大人の世界に踏み込んだ気持ちになっている。
20歳は自分で言うのもなんだが成長した年だと思っている。対人関係、仕事、学業、取捨選択、数えたらキリがないが、成長したきっかけは「東京」のおかげだと思っている。去年の4月ぐらいから新しいバイト探しをしていてどうせなら東京で働こうと思った。そこで六本木、赤坂、新宿、渋谷に絞り片っ端から応募した。そして辿り着いたのは渋谷だった。渋谷はかなり刺激的で魅力のある街だ。とある渋谷のラウンジで働き始めた。客層は20〜40代でとても賑わっている。女は金のなる男を欲しがり、男は女という名誉を欲しがる。非常に残酷だがこれが現実だと気づかされた。大学生の手が届く場所に彼女たちはいない。鳥貴族などのチェーン店居酒屋にいるような人は集まらないのだ。
この現実を知り、僕はこう思った。
「いつか、ここにいる客を屈服させるぐらい魅力のある人間になってやる、それが僕なりの東京に勝つことだ。」
東京に軽い気持ちで来た大学生は今日も軽い気持ちで生きるために必死に努力していく。
軽い生き方だけど、結構楽しい。

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