【MUP】Emotion Manipulation
こんにちは、今日も学んだことをアウトプットしていきたいと思います。
○Emotion Manipulation
今日は昨日liveの内容である Emotion Manipulationについてです。簡単に言いますと感動の操作をすることです。いつの時代も私たちは感動を買っています。営業にしても店舗経営においても共通することは感動を売らなければなりません。
現在の世の中は
「売りたいもの」>「買いたいもの」で成り立っていますが、
感動させられる人がどれだけいるかというと
「感動させる人」<「感動したい人」なはずです。
需要と供給の関係で考えると感動させる人の方が需要が高いことは間違えありません。
では売り方がうまい人はどのように感動を起こせる人なのでしょうか。
それは3stepで「①シンプル化」「②心理的法則」「③MKT三原則」で説明ができます。
①シンプル化
簡単に言うと、店、広告、HPで不要な部分をどれだけ取り除けているかが大切であるということです。
今の時代の企業、マーケティングは何かに追加させて完成させることより、いかに除いて完成させることが大切であるためです。
スティーブ・ジョブズの例で考えることが分かりやすいです。天才と言われた彼ですが最初から成功してきたわけではありません。1度Apple社をクビになっているのです。クビになる前の彼は、広告をする際、Apple新商品の紹介を新聞9ページ分掲載しました。しかし、Apple製品は全く売れませんでした。要するに彼は製品を開発する天才でしたが、マーケティングは初心者に近かったのです。その後Pixarでストーリー性を持たせて表現することの重要性を知ったジョブズはAppleに再び戻り製品を広告する際“Think Different”それだけで商品を伝えたのです。そこからApple製品は勢いを増していったのです。
いかにシンプルに製品広告ができるのかは大切ですね。
②心理的法則
ここが面白い部分です。行動経済学に基づいていかに人間の心理的な部分にアプローチを行えるのかです。
昨日のLiveでいくつかの効果について話されています。
・バンドワゴン効果→人はできるだけ人気のあるものが欲しいと感じること
・スノップ効果→人はできるだけ希少なものが欲しいと感じること
・ヴェンブレン効果→価格が高くなると価値が高くなると感じること
ここで矛盾が生じますね。
人は人気のものが欲しい反面、希少性が高いものが欲しいと感じると言われています。どちらも行動経済学に基づく人間の特性です。
要するに、それぞれの効果を生かすため掛け合わせが必要ということが大事です。
例として「人気なもの」としてミッキーマウスがあります。これに〇〇限定と希少性を感じられる紹介がされていたら、欲しくなりませんか?
このように
みんなが選ぶ×特徴×希少性
が必要になってきます。面白いですよね。
③MKT三原則
最後にMKT三原則についてです。簡単にいうと人が
どうしたら見てくれるのか、聞いてくれるのか、動いてくれるのか
ということです。
これにはとにかく意外な方向にAttention(注意)を動かすことが大切です。
例えば、伝えたいメッサージを床やトイレの中、森の中、お皿の底なんかに提示
することで普通に提示するよりも一層注意が向きますよね。
他にも人は追加で得るものより、あるものを失う恐怖心の方が遥かに大きいという特性を持っています。
カフェでコーヒーのサブスク広告の際
「月に3000円払った方がお得です」と広告するより
「3000円払わないと損しますよ」と言い回す方が人は買いやすくなる。
というわけです。
以上です。簡単にまとめると、
いつでも大事なことは人間の本質を知ることですね。
これを機に行動経済学も勉強してみたくなりました。
定期的にアウトプットしていきたいと思います。
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