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「遠くでずっとそばにいる」について。

 以前どこかで読んだフレーズ。とても腑に落ちるというか、わかる!!!ってなった。作者も作品も不明です。
 遠くなのに?そばにいないじゃんって。いるんだな、心が。勝手に寄り添っているのです。いつでも味方だよ。助けに行くよ。力になるよ。っていう事を、テレパシーで送っているのです。言えない言えない。言ってもいいけど、ここぞっていう時じゃないと。恩着せがましいじゃない。
 私はあなたを大切に思っていますよ。って、伝えた方がいい。いつ死ぬかわからんし、言っておけばよかったってなるよりは。ただそれは愛なので、本当は抱き締めて大好きって言いたいけれどもそうすることができない間柄っていうのもあるのです。愛なので。愛は広くて深いねえ。
 お誕生日やクリスマス、バレンタインなんかにいちいち贈り物をして(プレゼントはエゴなので受け取ってくれるから許されてると思っている)、唐突に何気ない日常の写真を送り合ったりする相手の事を人はなんて呼ぶ?友達?ならば友達としよう。
 どのくらい大切かというと、腎臓一つあげていいくらい。自分の命を懸けても生きて欲しいと思う。幸い今は健康でその必要はないけど。あ、実の親兄弟にはあげませんよ。与えられた天寿を全うしてください。延命治療もしません。
 ところで。男女の友情ってどうのこうのってあるじゃない。存在するのかしないのか。確かに一時期までは毎回ぶち当たる問題ではあった。手を出したら終わりなのか、とかね。友情、信頼、親愛、昔から人は(私は)言葉で表そうと一生懸命だったけど本当はわかっているんだと思うよ。人間関係なんて不安定で、感情も揺れ揺れで、こうです!ってしなくてもいいのかもしれないっていう事を。
 なるべく幸せであって欲しい。長く生きるなら健康で、孤独でなくて、暖かい居場所があるといいと思う。そこに加担できなくてもいい。何かの時に、ふとした時に、多分ちょっと困った時に、八つ当たりでも愚痴でも空回りの悪ふざけでもいいからガス抜きできる手段でありたい。お節介にお世話焼いたり、介入したりしないけど、気にかけてるよ。いつも応援してるよ。心はずっと寄り添ってるよ。
 いざ文章にするといやはやだんだんホラーだね。遠くでずっとそばにいる。いつもあなたの後ろに。

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