見出し画像

4.統合失調症からの回復

こんばんは。今日は統合失調症からの回復について書いていこうと思います。
といっても私もまだまだ寛解までは程遠いです。なので今回はあくまで私が勉強したり、読書ができたりする程度まで回復した理由を考えて行きたいと思います。

1.他人からの優しさを感じられたから

まず回復する為に大事だったと思うことは、他者からの優しい言葉を聞けたことです。
私の場合幸運なことに職場の上司や先輩達がとても優しいです。そのため「この人たちのように心が穏やかになりたい」「仕事に行けば皆さんの期待に応えられる」と思いました。

期待といっても過剰な期待ではなく、「一緒に仕事できて嬉しい」と伝えてくれたり、「みなみさんが来てなかったら寂しい」と言ってくれる程度の話です。

なので私は仕事で病むことも多々ありますが、周囲の人は味方だと思えるようになりました。早く職場復帰したいです。

こういった優しさを素直に感じることが統合失調症からの回復には重要だなと最近特に感じます。どうしても統合失調症になると、「周囲の人は全員敵だ」と思ってしまうので。優しさがあると、やはり「自分はここにいていいんだ」という安心材料になります。

第三者の協力が必要不可欠です。

2.読書(趣味)を楽しもうと工夫した

まず読書ができるようになった理由は、素敵な本と出会えたことです。
私の場合本が読めなくなっても、本屋さんをブラブラするのは好きでした。その為その日も本屋さんを散策していました。その時たまたま目に入ってきたのが、米澤穂信先生の「黒牢城」。あらすじを読んで、「読めるか分からないけど、面白そう!とりあえず読んでみよう!」と読み始め、気がついたらあっという間に読み終わっていました。

「こんなに面白い本と出会えた!他の本も読みたい!」この意識が芽生え、今では読書が趣味と胸を張って言えるほどに。

米澤穂信先生には感謝してもしきれません。

大好きで2冊持っています

そして読書ができるようになった第2の理由は、読書ノートを付けるようになった、です。

「読書ノートなんて付けたら面倒くさくて、読書続かなそう」と思われたと思います。ですが私の場合は元々書くことが大好きだったので、自分の好きな書くことと読書を掛け合わせたら楽しいんじゃないかと思い、やってみることにしました。

この方法が大当たりで、読書ノートはもう2年以上続いて無事習慣になりました。

「気力がなくて趣味が出来ない」「統合失調症になってから趣味が楽しめなくなった」という方もいらっしゃるかと思います。
そういう時は趣味とまではいかなくても、「自分の好きな物って何だったっけ?」「統合失調症になる前は暇な時何をしてたっけ?」と思い出してみてください。
例えばアイドルが好きだったなと思ったら、まずYouTubeで誰でもいいから見てみる。シールが好きだったなと思えば、100均でシールを買ってみる。

そうやって自分の好きなことを思い出すことも大事だと私は思います。

3.完璧主義(「◯◯しなきゃ」思考)を辞める

これは今自分が意識して変わりたいと思っている思考の1つです。
前回のnoteでも書きましたが、私は「結婚しなきゃ」とか「勉強しなきゃ」と頑張りすぎていたと思います。

現実はそこまでしなくても生きていけます。結婚してない人なんてごまんといますし、「生涯学習だ」なんて言って勉強している人なんて滅多に見かけません。

もちろん努力することは素晴らしいです。決してその努力は無駄ではないと思います。ですがそういった頑張りのために、仕事に行けなくなったり朝起きるのがしんどくなったり最低限のことが出来なくなったら元も子もないです。

なので私は今「◯◯しなきゃ」という考えは捨てるようにしています。
趣味も「インスタに上げなきゃ」「毎日しなきゃ」とか考え出すとしんどいです。

もし同じように勉強したり趣味をするなら楽しんでやるように心がけてやっていきたいです。


以上が私が勉強や趣味ができるようになって回復してきた理由です。簡潔に言うと「◯◯しなきゃ思考を捨てて、楽しむ意識を持つ」ということです。

文章書くことって難しい…。

この noteでは自分に言い聞かせながら自分なりの言葉で書いているので、分かりにくいところとか「何言ってるの?こいつ。」みたいな所があれば申し訳ありません。

それでは長くなってしまいましたが、ここで失礼します。次回書くことは未定です。ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?