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卒業文集から嬉しい発見をした話

私は占い好きである。
noteを始めたキッカケも占い結果によるものだ。

占いといってもタロットや手相ではなく、四柱推命や西洋占星術といった生年月日を用いて命式を出す占いが好きだ。

四柱推命や西洋占星術は「性格」「才能」「使命」といった、「持って生まれた資質」を占うものだ。


タロットや手相は、その都度結果が変わってしまう。(手相も年月とともに変化していくらしい)
しかしホロスコープや命式の占いの結果は変わることはない。
生年月日と出生時刻と場所により、運命付けられているものらしい。


さてさて、占いの命式を出すには生年月日を知る必要がある。
自分を占うのも好きだが、他人の命式やホロスコープを見るのも好きだ。面白いくらいに結果が全く異なるからだ。色んな人のを見たら勉強にもなるし、知識と経験を深めるためには、様々な人の占い結果を見る必要があった。

そのため家族や友人知人や同僚といった顔見知りに許可をとり、生年月日を教えてもらい、ホロスコープやら命式を見させていただいた。

生年月日を知っているのは今現在やりとりしている人のみだ。

過去の同僚や知人、学生時代の同級生の生年月日は連絡先を知らないので分かりようもない。そもそも長らく連絡していない人に、そのような事を聞けるわけもない。聞いたらさすがに怪しすぎる。


とはいえ、何かヒントでもないかなーと物置を漁っていた。いいものが出てきた。

「卒業アルバム」である。

ご丁寧に小学校中学校高校と3冊も出てきた。
ちなみに卒業してから一度も開いていない。それを20年越しに開いてみたのだ。

もしかしたら同級生の生年月日くらい載ってるかも…?と淡い期待を寄せてページを捲るが、そんな個人情報はアルバムには載っていなかった。
顔写真と名前くらいだ。
あとは遠足や運動会などのイベント時の写真と教員の写真。そして集合写真。

ま、そんなもんだよね〜。とアルバムをパタンと閉じる。

アルバムと共にもう一冊、冊子がでてきた。

「卒業文集」である。

そういや文集なんて書いたっけ。面倒くさかったなぁ。ロクに書くこともないし。
今でこそ毎日noteを書いてはいるが、当時は文章執筆など好きでもなんでもなかった。読書感想文はストーリーを手短に書いて『面白かったです』と締めくくるだけのモノしか書いたことがない。


パラパラと卒業文集を捲る。
みんなの書き綴った文集のほかに、クラスごとのページがある。

「今だから言える話」「実は好きだった子」「〇〇ランキング」など、様々なことがまとまっていた。
かっこいい人ランキング、優しい人ランキング、早く結婚しそうな人ランキング…などなど。

う〜ん、全く興味がない。

星座ランキングとかあればいいのに〜と思って眺めていたら、なんとあった。

ランキングではないが、クラスメイトが星座ごとに振り分けられていた。
おお〜、これは今の私にとって有益すぎる情報!

さらにパラパラすると、クラスメイトの誕生日がまとめられたページも出てきた。
ぎょえ〜〜〜!!求めていたものが今ここに!

なんてこった!
こんな個人情報を載せて大丈夫なのか?
いや、私にはありがたすぎるけど。
というか、そのためにわざわざ卒業文集を押入れから引っ張り出してきた身ですけど。

ちなみにこの誕生日リストは、全クラス載っているわけではない。クラスごとに卒アル委員がおり、その卒アル委員が独自で企画したものが掲載されている。つまりクラスによって企画内容が異なるのだ。

なんと2クラス分の生年月日がわかってしまった。いいんだろうか。
もちろん悪用することはしない。

改めて生年月日から星座を出してみる。

あの子は意外にも山羊座だ
よく遊んでたあの子は蠍座だ
えっ、この子も獅子座なの?!

懐かしい顔ぶれをみつつ、星座を一致させていく。卒業してから20年間一度も会っていないが、意外と覚えているものだなぁ。

まさかこんな情報が我が家の押し入れに眠っていたなんて思いもよらなかった。
探してみるもんだな。

一日中テンションが高かったのは言うまでもない。

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