なんとなくの直感を信じてよかったこと
私が経験した希少がん 悪性葉状腫瘍の記録
悪性葉状腫瘍という珍しいタイプのがんとわかり2023年1月右胸がなくなった
自分ががんになったから
「セルフチェックしたほうがいい」
「定期検診受けたほうがいい」
と思わないし人にも言わない
同年齢の友人から「胸にしこりがあって定期検診を受けてたけどこわくて途中から行かなくなった」と聞いても「検診受けたほうがいい」と言わなかった
本人が決めたことだから
私はぐうぜん自分で胸のしこりに気づいた
手術でしこり(腫瘍)を取るまで5年間、定期検査を受けていた(その時のしこりの状態によって3ヶ月/6ヶ月/1年ごと 触診、エコー検査、細胞診)
最後に受けた定期検診で自分から腫瘍を取りたいと伝えた
その病院では触診、エコー検査、マンモグラフィー検査、組織診をして「がん ではないよ、よかったね」と先生から言われていた(私がなった 悪性葉状腫瘍 は100万人に2.1人と症例が少ない/手術して検査をしないと悪性か良性かわからない)
それでも手術したのは自分の直感を信じたから
それまでと違う痛み(しこりの辺り)を感じたししこりが大きくなっているようにも感じていた
何より、このしこりを早く体の外に出したいと強く思った
結果、腫瘍を取って本当によかった
手術後の検査で悪性腫瘍と判明した そのまま様子見をしているとさらに腫瘍が大きくなり再発、転移の可能性も高かった
転移した場合手術しか方法がない(悪性葉状腫瘍は症例が少ないため現時点で放射線治療、抗がん剤などの方法はない)
体から良くない腫瘍を無事にとってもらい、もしかしたら悪性の腫瘍かもしれないと不安で眠れない時間から解放された
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