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140字小説「共鳴」

「あなたには見えていたんだね」
「そんなの知らないよ」
「分かるわ。じゃなきゃスキを押さないもの」
「たまたま気まぐれで押しただけさ」
「それでも嬉しいわ」
「評価されたのがそんなに嬉しいのか?よく分からんな」
「いいえ。あなたの作品を読んだわ。私と同じ匂いがした。その共鳴が嬉しいのよ」

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