今あるご縁と昔のご縁。
この週末、数ヶ月ぶりに大阪に行ってきました。
大阪は結婚から8年間住んだ場所。
人生の大半は愛知で過ごしていますが、8年となるとなかなかな年数です。
息子を産んで育てた地でもあるので、
暮らしの必需品の買い物以外に、役所関係の手続きや通院、幼稚園探しや習い事探しなどを、知り合いもいない土地で1から開拓した場所です。
生まれも育ちも大阪の息子。
これは関西弁男子が育つのではないかと期待しまくっていたのですが、
「それ知っとるもんでー!」
としっかり愛知の方言を話します。
…というか
当時から関西弁はほぼ話しませんでしたね。
どうやら親の言語の方で育つようです。
(二人とも愛知出身です…)
いや、今日は方言の話じゃないんだよ。
今回の大阪は、息子の幼稚園の同窓会のために行きました。
コロナの影響でずっと中止だったのですが、
ようやく行くことができて。
卒園から3年経っていると知った顔も減っていますが、
それでも当時を支えてくださった先生方や、毎日のように顔を合わせていたママさんたちの顔を見ることができ、なんだかちょっと嬉しかったです。
息子に「誰か知ってる子いた?」と聞いたら
「誰がいるかわからなかったけど楽しかった!」
だそうです。
多分、心臓に毛が生えています。
ま、子ども同士なんてそんなもんか。
(だとしたらなぜ来た?笑)
大阪は度々来ていましたが、懐かしい顔をこんなにたくさん見るのは久々。
話せた方は数人ですが、みなさんお元気そうでよかった。
だけど正直な話、普段の生活でこの面々の9割くらいのことはすっかり忘れています。
なんなら「顔はわかるけど名前なんだったっけ…??」なんて方もいて。
きっとそれはお相手もそうで、
「愛知に引っ越して行った子がいたな」ということは覚えていても、
日常で私たちのことを思い出す人はきっとほとんどいないし、
「愛知に引っ越した人」すら忘れている方も多いと思います。
ちょっと前までは暮らしの一部にいた人たちなのに、
この先の人生でもう関わることはきっと2度となくて、
いつか存在すら忘れてしまう。
考えてみれば、引っ越しじゃなくても卒業のような人生の分岐点を最後にして2度と会わなくなる人の方が、人生の出会いの中で圧倒的に多いよな〜…
そんなことをぼんやり考えながら帰ってきました。
今はSNSがあるから、もう何十年も会っていないはずの人の近況をよく知っていたりして、
それをきっかけに「久々に会おうよ!」なんてことも起こるようになりましたが、
それでもそんなのは数えるほどしかありません。
だとしたら、
昔から今もつながっているご縁って本当にすごいし、
逆に「今」つながっているご縁は
いつか消えてしまうかもしれないからこそ大切にしたいな〜
と、思いました。
うちは夫婦が中学の同級生だし、
親友は小学校からの同級生。
1番長い幼馴染は0歳からの子が今もつながっていて、
長いご縁というのがちょこちょこあります。
今よく遊ぶ友達も大半は10年以上の付き合い。
当たり前のように一緒にいたけれど、
深い深いご縁があるんだな〜なんてことを再認識。
ご縁は無理に繋ぎ止めるものでもないと思っているけれど、
そこにあるうちはできるだけ大切にしていきたいです。
大阪の旅は、用事を済ませて足早に退散いたしました。
楽しかったし大好きな場所ではあるけど、なんだか大変だった思い出の方が多いみたい。失笑
でもまたそのうち、ゆっくり行こうと思います♪
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