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「自分らしく生きる」とは何だろう

こんにちは。春ですね~!
ミライフでキャリアデザイナーをしている、ワーママのさなです。
「自分らしさ」を自他ともに大切に生きている日々ですが、そもそも「自分らしさ」ってなんだろう、どうやって見つけて、どうやって育てるんだろう、ということに想いを馳せてみました。
(結局、最後は音楽の話になってしまうのだけど 笑)

「自分らしさ」とは「心の声を聞くこと」から始まる

ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド。
心の声?そんなの聴こえるわけない?確かに「音」としては認識したことないけど、私は聴こえる気がする。

声帯の振動が身体の声なら、心の揺れが心の声


”泣くほど嬉しい、幸せ過ぎてどうしよう、腹立つ、逃げたい…”
言葉にならない、言葉に出来ない想いを心はいつも叫んでいる。
「自分らしさ」とは、自分の心の声を大切にし、それを生活の中で表現することから始まりる気がします。
そう気づかせてくれたのは、4歳の息子。

子どもは心の声と身体の声が一致している。
喜怒哀楽全部が表に出ている。すっごいうるさい、毎日。笑
もっと遊びたい、やりたくない、すっごく面白い、楽しすぎて歌っちゃう、寂しくて泣き出す。。。でも大人になると聞こえなくなる、心の声。

「心の声」は大人になるとなぜ聞こえにくくなるのか

成長の過程で様々なコミュニティに所属し、他者と一緒に過ごす中で、価値観の違いが生じたり、妥協が必要な場面に直面します。これらの経験を通じて「常識」が形成され、共存するための「共通のルール」が生まれます。この「共通のルール」に従うことで、他者と円滑にコミュニケーションを取ることができますが、その中で自分の「心の声」を抑える必要も出てきます。

ちょっと静かにしててね、私。

時には不協和音のように、心と身体の声の不一致を感じることがあるでしょう。思ってるけど言えない、という場面。
ここからいわゆる「いい子」が育つと思っています。自分とは似ているようで本当は違う「いい子」。それはそれで大事。

「いい子」は共同体の中で生活するのが得意なので、どんどん成長します。
大人になるにつれて「いい子」の声が大きくなり、心の声は小さくなる。でも、時々聴こえる、不協和音。

あーなんか嘘っぽいこといっちゃった。悪気はないんだけどね。

不協和音を大切にする

この音を感じたとき、自分の本心に向き合うことが大切じゃないかなって思います。別に外に出さなくったっていい、でも自分の心の声を自分が聞いてあげなきゃ。誰にも届かなくなった声は行き場をなくして、いつか話さなくなっちゃうかもしれない。もしくは声に出さずに行動で外に出ていくかもしれない。体調不良、思いもしない攻撃…。他者と共存するための「いい子」だったはずなのに、時に自分を生きにくくしてしまうのが「いい子」。

でもそんな「いい子」を救ってくれるのが「友達」。
外には話せない「心の声」を打ち明けられる存在がいつか出てくる気がします。外には出せない同じような心の声が集まれば「それもありだよねえ」と新しい共通のルールが生まれる気がします。
「それもあり」「あれもあり」が積み重なったら、違いのある色んな人が生きやすい未来が訪れるんじゃないかなって思っています、期待しています。

ぶつかる音の響きもキレイよね

だから私は、毎日毎日、色んな人の「心の声」を聞きたい。
色んな音を知って最高のハーモニーを想像したい、創造したい!

本気の「本音」は音の強さが違う!

キャリアの支援、面接のサポート、日々沢山の方の「心の声」と向き合って感じるのは、どんな声も社会と響き合うポイントがあるってこと。
心の声と社会で求められることの重なりを探し、心の声を尊重することができる環境を見つけると、自分らしく生きることができます。「心の声」が自分に合ってる場所で外に出られると「本音」になる。勇気を出して打ち明けた「本音」がみんなからの「いいね」をもらって、自分らしさをまとって言葉が強く輝く気がします。

「本音」は本気の音だから。
(だから、面接対策は「本音」で勝負できるようにサポートしたい。音の強さと輝きが違うんだもん!)

(そして、ちょっと肝なのは、本音は出す場所を選ぶってこと。場所を間違えると本音の引きこもりは加速して、心の声は響きにくくなる、気がする)

光り輝け、本気の音よ!

「自分らしく生きる」ってなんだろう?と初めた記事ですが、自分の心の声と身体の声を響かせて生きること、なのかなあ、という結論に至りました。

多くの人が自分が持って生まれた歌える未来になりますように。

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