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ジーパンのダメージ加工はどこに開けるのが一番奇抜なのか、もとい初めまして

noteを始めてみませんか。

声をかけていただいて、自分の何かを語るのは初めてかもと気づいた。色々な偶然が重なって、小説を書きたいと思ったのが約12年前。そこから細々と登場人物の思いを代弁することはあっても、自分の考えや思ったことを言うタイミングは逃し続けてきたようだ。

駅での待合せで「怖い顔してたけど、どうしたの?」と心配されても、「ジーパンのダメージ加工はどこに開けるのが一番奇抜なのか、考えてた」とは答えられない。その日、私の前を行く女性の太ももの付け根に肌が透けるくらい激しめなダメージが施されていたのだが、その友人は居合わせていなかったし、オチがあるわけでも、結論があるわけでもない。だったら、いいやと思ってしまうわけですね。

でも、中には私としてはものすごく印象深くて、一人で思い出して面白さを噛み締めなおしたり、既視感とばかりに他の記憶と結びつくものがある。例えばジーンズの時は、ジーパンの後ろポケットを見ただけでどこぞの有名ブランドだか言い当てる人がいたなだとか、キツめの作業着で屈伸して太ももの側面が裂けた時は安全ピンとホッチキスで一日乗り切ったな、などそこから派生して他にも様々。

とまあ、御託はいいんです。

三題噺という小説の書き方があるように、小さい話でも色々な方面から眺めれば、少しばかりクスッと心に引っかかることがあるかなと。逆に、似たような出来事かと思いきや、改めて取り出してみると小さな違いにヒラメキがあったり。そういった日々の出来事を綴っていきたい。

その他、小説を書くにあたって理詰めで考える性格なもので、私は根っからの調べたがりだ。知らないことは書けないと思って、準備万端とばかりに色々なジャンルの収集物で部屋が溢れかえっている。その中でこんな面白いことがあったよ!というのをご紹介できたらと。一部文章として昇華しているものもあるけど、使わないまま飲み込んでしまったものあるので、覚えているうちに形にしておきたい。

「三叉路のまんなか」では、そういったことをお話ししていきたいと思います。おそらく、雑多で脈絡ない記事になると思いますが、どこか一つでも記憶に結びついて、持ち帰っていただけたら幸いです。

初めまして、どうぞよろしくお願いします。




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