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バケツ稲の記録2021
最近、タネから植物を育てることが興味があるのですが、身近でありながら、稲ってイマイチどうやって育てているのかわからんのです。
「おじいちゃんが米作っているよー」っていう知り合いは山ほどいて、みんな知ってるし、小学校の授業でも育てたことはあるのですが、大人となった今あえて自分の意思で育ててみました。
育てるにあたって、バケツ稲の種もみ+肥料のセットは、JAグループさんが食育的な意味合いで配布されていたので、HPで申し込みして送って頂きました。
送られてきたものがこちら。
子供向けのマニュアルと、緩効性肥料と、種もみ、バケツに貼る用のシールです。材料を揃えるのはめんどくさいので助かりますね。
マニュアルによると、黒土、赤玉土、鹿沼土とバケツが必要で、それぞれ
黒土437円、赤玉土327円、鹿沼土272円、バケツ×5 1000円
計2036円かかりました。
黒土がホームセンターに全然売ってないので3軒回って入手しました。水はけが悪いので、あんまり需要がないんですかね?
あと、100均以外のバケツって意外と高かったです。
買った土と、JAから送られてきた土をシートの上で混ぜていきます。意外と場所を取るので注意が必要です。消毒のため、1日天日干しにしました。
種もみは4/15からトレーに入れて、ギリギリ浸るくらいに水を入れました。
4/25(10日後)にはちょっと発芽してました。
この日にバケツに種もみを定植しました。
5/22 葉が3葉くらいになりました。4苗くらいずつ選んで中心に植え直しました。
7/31 しばらく水やりをしながら様子を見ていたら、水の中に黒い謎の生物が!
写真はうまく撮れませんでしたが、ボウフラでした!ピクピク動いてて気持ち悪い…
ボウフラ対策には10円玉が良いという話を聞いたので、入れたらすぐいなくなりました。なんか銅イオンでボウフラの生育が悪くなるらしいです。
7/31 穂がだいぶ分化してきました。雨で遅くなったけど、水を抜いて中干ししました。
9/12 実ってきました。
9/18 雨が続いていてなかなかできていなかった落水をしました!
台風で穂がかなり折れてしまった。
9/26 キッチンバサミで稲刈りしました。
刈った穂は、いい場所がなかったので、縛って部屋のカーテンレールのはじにくくって干しました。
10/10 待ちに待った、稲の脱穀&精米です!
手でもみをちぎるのはしんどいので、写真みたいに植木鉢の縁を使って取りました。
籾摺り前で3/4カップくらいの量。
すりこぎで精米。この量で2時間くらいかかりました。もみは息でふくと飛んでいきます。
最終的に1/4カップくらい。思ったより少ないです。
炊いたバケツ稲のご飯です。最終的にお茶碗半分くらいになりました。
割れたりしてるけど、普通に美味しいです。
バケツ稲をやって、資材費2000円超+かなりの労力で、ほんの少ししか採れなかったです。市販されている米が、いかに効率的に作っているのかがよくわかりました!
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