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SUNABACO プログラミングスクール 〜卒業制作編〜

こんにちは。夏休みですね。皆さんいかがお過ごしですか。

2021年7月2日に行われた卒業制作のことについて、この記事では、私にとってSUNABACOプログラミングスクールの卒業制作とはなんだったかを書き残したいと思います。


オンライン受講の日々も終わり、ついに卒業制作の二週間がやってきました。卒業制作でも、オンライン中心でしたが、話し合いはやはり現地が良いと思い、現地に一度行き、皆さんとインセプションデッキの作成などに取り組み始めました。

数日が過ぎた頃、どうしたのかな?と感じる出来事が起きます。詳細は実際に知らないので、あくまで主観ですが、どう行動すれば良いか、私自身が考えさせられる出来事でした。

そこで、私はある選択をすることにしました。

前半一週間かけてやってきたチームを離れ、新チームで残りの後半一週間で制作をするという判断です。これは、自分で決めました。一週間で作るという大変さと不安より、こっちの選択に意味があると感じたからです。その意味とは、そもそもお困りごとを解決するサイト制作をやろうとしていて、現実に自分の半径1mで起きている出来事を素通りするのはなにか違うんじゃないかと思いました。

そして、私の怒涛の一週間が幕を開けます。

私と一緒にチームを組んでくださった方は、10代!若いセンス、優秀、素晴らしい方でした。チームを組めて嬉しかったです。ここでは相方さんと呼ばせていただきます。

チーム結成から、テーマを決めるまでかかった時間は30分くらいでした。短時間進めることができたのは、最初に、どちらがかプログラマー兼デザイナーかプロジェクトマネージャーか、ということを決めたことが大きいと思います。ちなみに私はプロジェクトマネージャーを担当しました。

制作が始まり、私はDBとPythonのところをはじめに取りかかりました。エラーだらけで訳がわからない時間だけが過ぎていきました。現地に行き、相方さんが作成したHTMLCSSとPythonを繋げても、エラーの繰り返し・・・二人で格闘して、やっと表示できた時、思わずハイタッチしてしまうくらい嬉しかったです。感動しました。ここで、本番三日前。

実は、本番二日前に、私は引っ越しを予定していました。これは、スクールに通う前から決まっていたので、覚悟はしてました。(なのに一週間で制作することを選択するなんて・・・というツッコミはしないでください。笑)その旨を相方さんへ告げた時、「わかりました、なんとかします。」と。ここから、相方さんの集中力はすごかったです。役割を理解し、「この実装とこの実装の担当を決めて欲しい、かかる時間はこれくらいかと思います」などと、自らが考え動いてくださいました。10代がどんどんリードして進めてくださる姿に感動をしていました。

本番二日前、引っ越しで一日中荷物を運び、なんとか生活できるように整えました。本番前日は子供の転園の対応を午前中にし、慣らし保育は仕事を休んでいた夫にバトンタッチし、午後からはSUNABACO現地に行きました。ここから、一番難点だった画像を投稿させる機能の実装を二人がかりでやりました。結局私はほぼ役に立たず、夕方頃、相方さんが完成させました。しかし、明日の本番までに予定していた全ては仕上がらず、なんとか発表できる形になった、といったところでした。(相方さんがほぼ一人で作りました、私はめちゃくちゃすごいと思っています。感謝しかありません。)

本番当日。私の方では、なぜかgitからVSコードに落としてもPythonのエラーでWEBに表示ができない状態でした。その状態で13時を迎えても、相方さんが来ない。何があったんだろう、どうしよう、このままじゃ何も発表できないかも・・この時点で他チームの発表が開始されました。そして、自分たちの番の少し前、相方さんが到着!ほぼ寝ずに頑張ってくれてたのでしょう。プレゼンの打ち合わせはほぼせずに本番が始まりました。

なので、何を相方さんは言うのか知りませんでした。しかし、第一声で場にいた方の心を掴み?、未完成であったことを逆手に取り、サイトの素敵なプレゼンをしてくださいました!

”アートは無だ!!”かっこよかったです。

無事に発表も終わり、発表直後、私の心に中にふたつのことが残りました。「デザインとアートの違いってなんだろう」Twitterやネット記事でなんとなくはわかるような・・・だけどちゃんと学びたい。学び続ける環境を維持したい。(9月からの高松デザインコースへ先日申し込みました!)

もう一つは、自分がとった行動は本当に良かったのかな、ということです。人から見ると押し付けになっていたり、自己満足ではないだろうか、おこがましいことだったり、自分では気が付かないような視点があるかもしれないとか、いろいろ考えました。だけど、記念撮影をみんなでした時、笑顔でみんなで写真が撮れて、笑顔の瞬間があるってことはきっと間違ってないよな、って思い至りました。

制作自体は、自分はほとんど役に立ちませんでした。一回の受講では、ついていくだけで終わってしまったなあと思っていました。しかし、先日プログラミングスクールに通っていると伝えていた友人から、SSLとSSHは何が違うのか質問を受けました。何も見ずに答えることはできなかったけど、Web概論で出てきたことをうっすら覚えていたので、あの辺の話だ・・と思いながら、Webの記事をググりながら自分なりに説明してみました。その時、2ヶ月頑張って本当に良かった、という気持ちになれました。少しだけど、成長しているかもって。

やっている最中は苦しくて、体調の管理と子育てのバランスが本当に難しかったのですが、思い返すと充実した二ヶ月間でした。確かに、プログラミングだけを学んだのではないな、と感じました。

今年の2月、会社を退職し、これからどうしよう・・・と不安に思っていたのに、今は未来にワクワクできる自分がいます。卒業後は新しい働き方をしてみようと、今、準備しています。今後もこのnoteに書き残していこうと思います。

いくつになっても、子育て中でも、挑戦することはできる。悲しいことや、苦しいことの先には、自分が探しにいけば、必ず良いことが待ってる。


最後に、仕事を失った時、2人の友人がかけてくれた言葉を書き残しておこうとおもいます。

「行き詰まって、前も後ろも右も左もダメでも、上だけはあいてるよ」

「大切なものを失ったら、同じくらい大切なものが入ってくるよ」


SUNABACOさんに出会えて良かったです。本当にありがとうございました。これからも、関わらせていただければ、とても嬉しいです。


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