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月に一本、映画とゲームのエンディングを見るという話-22年1月編

 あけましておめでとうございます。
 はい、もう2月も半ばといった所で忙殺されていてといえば聞こえが悪いんですが、単純に自分が抱えてる案件で潰れそうになっているだけでスケジュール的には本来余裕があるスケジュールで動いてます。悪いのは自分なんですがわーーーー!ってなってます。元気です。
 そういう訳なんですが信じられないくらい面白い漫画とか小説を読んだのでせっかくなので併記したいと思います。今年も最低月に一本映画とゲームのエンディングを見ようと思います。あなたは今年なにかゲームをクリアしましたか?


ENDER LILIES: Quietus of the Knights

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 AdglobeとLive Wireによって開発された白い幼女が頑張るメトロイドヴァニアです。
 以前からメトロイドヴァニアといえば次はこれをやろうと思いつつもセールになってないから一旦別のと言いつつ触れていなかったんですが、この度やっと遊ぶことができました。
 高難易度とサイトに書いてあったりはしましたが、以前プレイした経験がある、Bloodstained: Ritual of the Nightや、Vigilとあんまり変わりませんでした。簡単とは言えないけれども難しすぎる訳でもなく、楽しく遊べます。
 この手のアクションゲームを触る上での、”これくらいは動きたい”みたいな欲求はちゃんと解消できていて、スキルやアイテムを追加で手に入れる事による動きの自由度が増加と、行けない所へ行けるようになる探索欲求もちゃんと作り込まれています。当然ながら演出やBGM、雰囲気なども非常に高水準です。
 奇麗で儚い世界観での白い幼女を動かしたかったらエンダーリリーズはお勧めです。百合要素はなんとなくあります。


Fatal Twelve

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 aiueoKompany開発のノベルゲームです。
 百合という仕事をしている以上触らなければならないとずっと思っていましたがやっと触ることができました。どんな内容のゲームなのか一切知らずに、というか私は基本的にゲームをプレイする際にはどういう作品なのか一切調べずに知らずに始めるので、百合ゲームという情報だけで遊ぶと以外な事に男性キャラが複数出てくる事に驚きを覚えました。百合脳の弊害です。
 物語は百合恋愛ゲームでもなんでも無く、タイトルにも書いてありますが、12人で行われる生き残る為の戦いが描かれています。対象になっている12人は当然といえば当然なのかもしれませんが、皆違った良いキャラクタとして生きていて、まぁ、陳腐な意見かもしれませんが死なないで居て欲しいなと思ってしまうようなキャラクタとして成立しています。
 どう百合ゲームなんだろうと言うと、主人公の事が好きな女性が居るっていうだけではあります。ワクワクしますね。幸せになって欲しいなと思います。百合カップルはすべからく幸せになるべきであるわけです。
 後、この作品にも博識で理知的で人を思いやる事が出来、今一番言って欲しい言葉を投げかけてくるギャルが出てきます。創作物におけるギャルにおける立場はまるでカウンセラーや哲学者のような存在感があるのは一体なぜなんでしょう。とにかく格好良いです。
 また、この作品は人との生き死にをかけた蹴落とし合い以上にショッキングな事があります。基本的にネタバレや直接的な内容はこの場では書かない事に決めていますが、大きなショックを受ける前に伝えなければならない訳です。眼鏡娘が眼鏡を外すという事は人が死ぬ事よりショックな事だから。
 このゲームには百合があります。


アイアンスカイ

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 アイアン・スカイはティモ・ヴオレンソラ監督による2012年公開のフィンランド・ドイツ・オーストラリア合作のSF映画なんですって!バカじゃないの!ジークハイル!と言いたくなる作品でした。
 ナチスドイツが月の裏側で生活空間を作り生き残っていた!って言われても、なんかこれデジャブを感じるぞと思ったら、デンデラでした。デンデラだこれ。
 旧態然としたナチスドイツを描きながらも滑稽で突っ込むポイントやブラックユーモアを散りばめながら真面目で誠実に下らなくて、本当に下らないけれども妙な格好良さや魅力みたいなのが詰まっている映画です。
 ローテクで信じられないくらい大きなギアを動かしていたりとかする割にはちゃんと宇宙空間を移動してたり、そもそも自作の宇宙船で地球に行けたりちゃんと月まで帰ってこれたりとか、なんでそれは出来るの?っていうのはナンセンスなんだろうと思います。バカ映画を見たいなら選択肢の一つに入るだろう映画でした。バカだったなぁ。


タテの国

 田中空さんのWEB漫画です。普段は漫画は紹介しないんですが、これは2022年の年始に一気に読み切って、今年はこの作品を読んだという事実だけで生きていけると思える程に大きな作品として僕の心に残りました。
 不思議な世界の冒険作品ですが、ちゃんと深く深く、本当に深く冒険してくれ、世界の先をちゃんと見てくれます。所感はメイドインアビスかと思いましたが、違うけれども近い物もあり、まだ見たことが無いよくわからない物の先に何が有るかを探しに行くというのはどう足掻いてもワクワクしてしまう物です。
 一度詠み始めてしまうと夢中になってしまい最後まで読み通してしまう程の力と推進力の有る作品です。是非読んでみて欲しいなと思います。


紫色のクオリア

 うえお久光さんのSF百合小説です。百合文脈は正直薄いというか、これはラブロマンスではないですが百合文脈が存在するといった作品というのが正しいのかも知れません。でもそれはこの作品ではどうでも良い事なのかもしれません。
 タイトルの通り、クオリアについて描かれている小説です。自分が見ている世界とあなたが見ている世界が本当に同じなのか、証明する事なんて出来ないけれども、見えてる世界が違っていても生活出来ていて意思疎通できていれば問題なんて存在しない。でも他人と自分の見えてる世界が違うと不安になってしまう人や、異質だと思ってしまう人がこの世には沢山いるっぽいです。なぜでしょう。それこそ”そんなことなんてどうでもいい”訳です。
 だってそもそも他人と自分は違うでしょう。見えてる物や感じてる事の捉え方は100人いたら100通りあります。だから別に違う見え方していても捉え方をしていても何一つ問題ないはずなのに、同じじゃないといけないと感じるのはなぜなんでしょうか。不思議な感覚ですね。
 私達が出来ることは、みんなと同じ物が見えてると信じる事しか出来ません。同じ物が見えてると想像するしかありません。それが安心につながるならそれで良いし、そうじゃないのであれば別に想像しなければ良いだけの話です。そういう事を考えさせてくれる作品でした。
 格好の良い作品でした。お勧めです。


 テンションが上って漫画と小説を取り上げて見ましたが、今回は特別刺さった作品を自分用のメモとして取り上げました。また心に突き刺さる作品があれば、ゲームと映画に併記してみようかと思います。
 今年も映画とゲームをやります。

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