「龍神からの伝言」に参加しての感想

「龍神からの伝言」

法螺貝の演奏から始まった今回の講演会。
法螺貝が體に響いた。
響いたと言うか振動したと言うか。
それに圧倒されながらも心地よさを感じました。

立教大学の濁さんと大地の再生の矢野さん、日蓮宗の髙野さんの御三方の話。
日曜日の野口整体の講座に参加してみようと思い、前泊しないと間に合わない時間だったので、前入りして、今回の講演会に参加しました。

元旦に発生した能登の地震を始め、なんと、今年は今時点で、震度5弱以上の地震が日本全体で23回も起きていると観測されているとのこと。
そして近年の豪雨や熱波なども、今年はこれから発生するであろうこと。
このことから、地球からのメッセージではないのか?!?!と、今回の講演会が企画されたんだって。

濁さんは「霊性の視点で自然を考える」
学生時代に濁さんの授業を取った覚えがないから、初めてちゃんと話しを聞いた。
きっと学生時代に聞いていたら、ふ〜ん。。。ってなりそうだけど、今だからこそ、さまざまな経験を経て、理解できているんだろうなと思った。
霊性と神話の欠如、そして自然の乖離が現代社会の問題の原因とのこと。
ここで言う霊性とは、宇宙の成り立ち、超越的存在とのつながり、生きる規範、と言っていた。
これらは世界的に共通される普遍的なエッセンスである。
そして霊性は自然の中で過ごすことで高まる。
あとはガイアシンフォニーや星野道夫さん、中村哲さんなどの方の自然にまつわる話しを引用してくださった。

髙野さんは「仏教の視点から龍について」
髙野さんの話しは仏教、日蓮宗においての龍との関係について話されていたが、仏教用語が難しくて記すには難しい。。。
僕の理解した範囲では、龍にも人類を助けてくれる龍たちが八部族いるということ。
すべきでないことをしないことが大事ということ。
科学も仏教も真理に達するものだが、科学は疑い、仏は信ずる、から始まるということ。

矢野さんは「能登での活動のお話」
矢野さんは講演会で聞くよりも、現場に行って、一緒に活動することを通して感じたいなと思った。
水や空気の流れは直線ではなく、曲線であり、蛇行していて、360°に動いている。
水や空気が動きたい方向に人間が少し手を加えることで勝手に動き出していく。
このことは最近学んだクラニオセイクラルバイオダイナミックと通ずるところだな〜と思った。
やっぱ本質って繋がりますよね〜

自然は厳しく、優しく、いつも在る。
自然を畏れ敬う。
自然を感じる感性。
自然の一部であり、生かされている。
そして何事もその瞬間を受け入れて生きる。
運命に逆らうのではなく、運命を受け入れ、謙虚に生きよう。

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