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「座禅」と「写経」どちらが人気?Googleトレンドから調べてみた

月間120万人が使う神社お寺の検索サービス「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAI代表取締役の吉田 亮です。
ホトカミを一緒につくる大学生インターンエンジニア、20代の神主さんお坊さんを募集しています。

今回は、お寺での体験として人気のある「座禅」と「写経」のどちらが人気なのか調べてみました。
※座禅ではなく「坐禅」と表記しますが、一般的に馴染みのある『座禅』でこの記事は統一しています。

Googleトレンドで見た「座禅」と「写経」の人気度の傾向

Googleが無料で提供しているGoogleトレンドという、
人気の傾向などのデータを見ることができるサービスがあります。

まずは、Googleトレンドでの2004年から現在までの人気度の動向を紹介します。

■座禅は、減少

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座禅は、減少しています。

コロナを機に下がり始めたのではなく、
2017年頃から明らかに減少傾向にあります。

マインドフルネスや、禅ブームなどをメディアなどでも見ますし、
本屋さんに行くと禅の本などたくさん出版されています。
減少傾向にあるのは意外でした。

■写経は、増加

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写経は増加していますね。

もともと増加の傾向にありましたが、
コロナを機にも、さらに需要が高まっているようです。

「座禅」と「写経」の人気度を比較

⬇️減少傾向にある「座禅」
⬆️増加傾向にある「写経」

上記はあくまでも、それぞれの傾向に過ぎません。

次に、【実際にどちらが人気なのか?】の比較を紹介します。

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「2020年、写経が座禅を超えた」

上記のグラフのように、
もともと2倍近く多かった座禅が、
2020年に逆転し、写経の方が人気になりました。

Googleトレンドのデータだけではなく、
1ヶ月あたりの単語が検索された回数を調べるツール(Keyword Tool)でも、同様の傾向が出ました。

(ちなみに座禅も写経も、仏教に関する他の体験と比べると人気の2つであることは間違いないです。減少傾向にありますが、座禅が必要とされているのは間違いないです!)

民間版「文化庁」として、有益な情報を神主さんやお坊さんに伝えることで、お参りされる方への癒しを提供したい

というわけで今回は、「写経」と「座禅」の比較について紹介しました。
他にも、様々なデータや発見があるので、また少しずつまとめていきます。


私は本当に毎日何人もの住職さんや宮司さんから相談を受けたり、
色んな情報交換をさせていただいています。

データや事例をもとに講演の依頼を受けることも多くなりました。
▽先週2021年5月10日の真言宗智山派青年会様向け▽

今回、座禅と写経を比較しようと思ったのも、
『ある浄土真宗のお寺がホトカミで写経会の宣伝をしたところ、
初めてお参りされる若い方が2名来られたという話を聞いたことがきっかけ』
でした。

ホトカミを育てていく過程で色んな有益な情報を教えていただけるので、
皆さんに還元していきたいです。

また今回はデータのみを紹介しましたが、座禅が減少し、写経が増えている背景はまだ掴み切れていません。

そこで、「写経 / 座禅をやったことあるか?」「そのきっかけは?」という簡単なアンケートに答えていただけたら、有難いです。

分析結果はまた皆さんに共有させていただきます。

▽【所要時間2分】座禅と写経についてのアンケート▽


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