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3ヶ月で変わった!イス坐禅のご利益

2月15日はお釈迦さまがお亡くなりになった日です。
そんな本日も北鎌倉・円覚寺の横田老師のイス坐禅会に参加しました。4回目です。



今回は、世田谷の野沢龍雲寺の細川住職もいらっしゃいました。

一昨年の秋、何か考え事をしていたとき、考えがまとまらず、Facebookを眺めていたところ、龍雲寺さんの特別展を知り、足を運びました。

それがきっかけで細川住職が横田老師をご紹介くださり、インタビューさせていただく流れとなり、今に至ります。

あのとき、お参りして良かったなぁと思いながら、イス坐禅会が始まりました。


冒頭では先週まで横田老師がインドの仏教四大聖地を巡られた話から始まりました。
(四大聖地とは、お釈迦さまが生まれた場所・悟りをひらいた場所・初めて説法した場所・亡くなられた場所)

インド滞在中の4日間、毎日バスに7時間ほど揺られながらの日々だったそうです。

しかし!イス坐禅のおかげで、座っての移動が全く苦痛ではなかったそうです。

「正しく座ることは、苦痛ではなく、安楽。』


僕も毎月、新幹線や飛行機に乗っての移動があります。

イス坐禅に参加する前を思い出すと、とにかく背もたれに倒れて、なんとか楽な体制を模索するけど、見つからないまま到着することの繰り返しでした。仕方ないし、移動はそういうものだと思っていました。

運良く、僕が初めて参加した回が、ひもトレという、ひもを使って身体の使い方を変える会でした。このひもトレ効果で、まず移動の苦痛が大幅に減りました。

はじめの1ヶ月はそんなに日常の違いを感じることができませんでした。
しかし、この2ヶ月目〜3ヶ月目で、日常の姿勢や座りやすさの違いを如実に感じられるようになりました。

お寺は好きだし、よく行くけど、あくまで仏教も含めて非日常でした。
これだけお寺に関わる仕事をしていても非日常なので、多くの方達と同じように、そういうもんなんだろうなぁと思っていました。

コロナ禍中に茶道を始め、毎朝、お茶を点てるようになりました。
Youtubeで毎朝、横田老師の法話を聞くようになりました。

それでもまだ、朝だけそういうモードで、
週6は朝から晩まで(楽しく)仕事をして、寝るために家に帰るタイプのITベンチャー経営者っぽいライフスタイルでした。

しかし、イス坐禅を通じて、イスに座るのがなんだか心地よくなる時間が増えました。

イス坐禅が非日常から日常に変わりつつあるのをすっごく感じています。

多分、これからの人生も、座っている時間は寝ている時間くらい長いと思います。立ったり、歩いている時間よりも長いかもしれません。

その座っている時間が苦痛ではなく、心地よく感じられることは、大きな大きな利益です。
(利益は、りえきと読むと経済的な利益。りやくと読むと仏様のご利益。今回はダブルの利益を感じました。)


横田老師のイス坐禅会で毎回感動するのが、
毎回、新しい方法で座り方を教えて下さることです。

毎回全く同じ内容でも全然構わないと思って参加しているのに、
毎回、最新の知見や、新しく開発された手法を取り入れて教えて下さいます。

それを毎月の頻度で、です。

今回も、腰を立てるための身体の動かし方を教えていただきました。



それも難しい方法ではなく、誰でもできる方法で教えてくださいます。
また、イメージや、想像して〜といった、曖昧な表現ではなく、
呼吸をすることひとつとっても、横隔膜や肺の模型の図を見せながら、
吐くのは、お腹がへっこんで、横隔膜が上がり、その結果肺がしぼみます、と教えて下さいます。

その分かりやすさに感動します。


「坐禅は、時間ではなく深さ」


イス坐禅会では毎回、しっかりストレッチや体幹を整えてから、坐禅します。おそらくストレッチの時間の方が長いくらいです。

坐禅は、とにかく長い時間ずっと座っていることが正義という先入観を持っていました。(その深さのためには時間も、もちろん大切なんだと思いますが)

坐禅は、時間ではなく深さ。

身体を整えて、条件を整えていけば、深く座ることができるという言葉が印象的でした。


以前、経営者の友達と一緒に早稲田の大龍寺さん(曹洞宗)で坐禅会を開いたときも太田住職が、
「坐禅をして何かを得ようとするのではなく、10分間だけでもしっかり坐禅するために、残りの23時間50分の生活を整える(意訳)」と仰っていたことを思い出しました。

それを勝手にアレンジして、毎朝美味しくお茶を点てて飲むためには、しっかり眠る必要がある→寝るためにはその日やるべきことを終える・食べすぎない・健康である・時間に余裕を持つなどを心がけるようになったことを思い出しました。


今では毎朝のお茶と横田老師の法話が寝る前から楽しみです。

と、ここまで、とても立派なようなことを書きましたが、
今この文章を書きながらも、何度も背もたれにもたれたり、気付いたら猫背になって、あっ!となってを繰り返しました。笑

これからも、ずっと続けていこうと思います。

YouTubeで合計50万回以上再生された「はじめての人におくる般若心経」のサイン入り新著いただきました。 発売されてから、もう一度YouTubeでも復習して、本も今日までに読みました。聞くたび、読むたび、感じることや印象に残ることが変わります。何度も読みます。
【無罣礙(むけいげ)】 人の心は鏡のようなもの。 鏡は美しいものも汚いものも写すけど、 鏡自体が美しくなったり、汚くなったり影響を受けて変化するわけではないように、 何かがあったとしても、心そのものが汚れてしまったりするわけではない(吉田意訳) という般若心経の空(くう)についての説明が分かりやすかったです。 まずぜひ、YouTubeを見てみてください。


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