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小学生が初めてセールス成功させた実話

 小学生の長女があるアイドルグループ(ジャニーズではない)の一人にハマりまくって、小遣いやらお年玉やらを使ってグッズを集めておりました。

 ところが、年齢と共に飽きた。冷めた。後に残るは推しグッズの山。山積みになった推しグッズ。「どーするんやろーなー」と思ってみていたら…

 「不用品売りたいからメルカリやって良い?」
と聞いてきました。

 OKしたら、早速妻と交渉したようで、妻のメルカリアカウントを利用することに。それを見て、「ほぉ、なかなかやるやんけ」と内心思っていたんです。すると、ある日、こんなことを言ってきました。

「お父さん、メルカリの文章ってどうやって書いたら良いん?」
「お母さんに書いてもらえよ」
「お母さんと約束したねん」
「どんな約束したんや?」
「売る時の文章は自分で書くという約束」

 僕は妻の策略を感じました。内心「やるやんけ」と思いながら、娘に「で、お父さんに売る文言を教わりたいってことか」というと頷きました。

1アイデアが3分で結果を出した…

 そこで、あるアイデアを授けました。たった一つだけ。それだけ守ったら大丈夫だから、と伝え、とりあえずそれで出品させました。すると娘は僕の横で何やらiPadでガチャガチャやっておりましたがすぐに「やった!まじで!?嘘やん!」と狂喜乱舞しておりました。

 出品後、3分で売れてしまったのです。もちろん、極端に安売りしているとかそういうセコいことは一切なし。単に1アドバイスしただけで売ってしまった。

 これが言葉の力です。言葉は舐めてはいけないのです。文章は舐めてはいけない。ビジネスやるにもコーチやるにも最優先スキルは言葉のスキル、文章のスキルです。

で、おそらくあなたは僕が娘にしたアドバイスが気になっているのではないでしょうか?もちろん、お教えしましょう。

小学生に3分で商売を成立させたアイデアとは?

 それは…
「相手のことをひたすら想像して相手のことを思いやって文章を書け。」
と言っただけなのです。

 メルカリの場合はリストビジネスのようにあらかじめ関係性を創るということは現実的ではありませんよね。だから、販売、セールスをゴリゴリ勉強してセールス的に巧みな文章を書こうと発想するのが普通です。

 でも、販売、セールスというのは結局関係構築と根本は同じ。問題解決のお手伝いなのだから、メンタリティは同じ。でも、一発勝負だというだけです。

 難しいセールスやマーケティングの理論をごちゃごちゃ並べ立てることは出来るけど、やればやるほどどうして良いかわからなくなるから、一番根本を教えたのです。

 すると、スタート3分で希望価格で売れた…しかも、買った金額より高い…
如何に使用感がなくきれいな商品といえど中古です。それを買った価格より高値で売ったのだからビジネスとしては100点の結果でしょう。

関係構築、セールスはそこまで難しいことではない

 ここから分かることは関係構築とかセールスというのはそんな難しいことではない、ということです。僕はその後、彼女の文章はなぜ売れたのか確認するため、見せてもらいましたが…
「そら、売れるわな」と思いました。

 競合商品のセールス文もチェックしましたがご購入くださった相手さんからしたら娘の文章が一番心に刺さったことでしょう。だから、再現性を持たせるために娘の文章がなぜ売れたのか説明したらものすごく興味をもって聞いておりました。

 さて。あなたは本気でビジネスをやろうとしているでしょうか。もし、やるなら絶対必須の言葉のスキルを身につけるべきでしょう。知っているだけでは意味がありません。出来ないと。

追記

ただ、僕には一つ解せないことがあって。確かに究極的なアドバイスをしたけどそれだけで書いたとは思えない文章だったのです。だから、娘に聞きました。「どうやって書いた?」と。すると、すごいことを言ったのですが…それはまた別の機会にでも。


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