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飲食店はコロナの温床ではないので時間短縮はおかしい

マレーシアをクビになったカズです。

マレーシアに3年海外赴任しましたが
新型コロナウイルスの影響で会社を解雇された
冴えない元サラリーマンです。

7月下旬から新型コロナウイルスの
第2波の影響で陽性者数が都市部を中心に増加しています。

報道では接待を伴う夜の飲食店が主な感染原因とされています。

そして何故かごく普通に営業している
酒類を提供する飲食店までも、
新型コロナウイルスの感染拡大させているような報道です。

まず先に結論から言うと
接待を伴う夜の店と普通の酒類を提供する飲食店は違い、
酒類を提供する普通の飲食店では
ほとんど新型コロナウイルスのクラスターはありません。

全て酒類を提供する飲食店が悪いのではありません

接待を伴う飲食店

・接待を伴う飲食店とは何か

まずは接待を伴う店という定義をいろいろ調べました。

内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長から
6月4日に発表されている説明には下記のように記されていました

「接待を伴う飲食店」にはキャバレー等の接待を伴う飲食店が該当するものであり、
この「接待」とは飲食店の接客従事者等によるものを意味するものであること。
したがって、「企業による取引先等の接待」はこれに該当しないものであること

引用:内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長
   「基本的対処方針中の『接待を伴う飲食店』の解釈についてより

細かくどの飲食店とは書かれていないので
さらに曖昧な解釈ができてしまいます。

しかも都道府県によって若干解釈は違う
ところもありますが概ね似たようなことが
多くの都道府県で記載されています。

・接待を伴う飲食店の特徴

・特定少人数のお客に対して近くでお酌、談笑を継続して行います。
・特定のお客の相手となって継続して体の接触を行います。
・お客と体を密着させたり、手を握り続けるなど行います。
(酔客の介助は別)
とおおよそ上記のような条件が接待を伴う飲食店に当てはまります。

皆さん想像していただくとすぐわかると思います。
ごく一般的な酒類を提供する飲食店ではないことは明らかです。

何故普通の飲食店でクラスターが発生する理由

・理由その1 外部から持ち込まれる

飲食店でクラスターが発生するのは
マスクをしないので飛沫が飛んでしまう事も挙げられます。

大抵の場合は来店するお客が新型コロナウイルスを
接待を伴う飲食店でもらってしまい
ごく普通の酒類を提供する飲食店で拡散させている場合が多いのです。

もちろんわざと拡散させているのでなく
新型コロナウイルスの無症状の人です。

しかし店内の換気をしても
すぐ近くの同席した他のお客は感染する割合が高く
数日後に症状が出て発症してしまう場合です。

・理由その2 グラス、コップのまわし飲み、直箸で感染

飲食店が食器類やテーブルなどを
きれいに除菌、消毒しているにも関わらず
新型コロナウイルスが発生する原因には、

お客さん同士のグラスのまわし飲み
提供された料理を直箸で突き合うことで
無症状の人がさらに感染を拡大させています。

もちろんグラスの回しのみ、料理を直箸でとることが
親しい間柄では何ら問題はないのです。

しかし飲食店側としてはこのような行為で
新型コロナ感染者が店から出たとなると
店側に責任がなくても休業して
店内の消毒等を徹底する必要になります。

・理由その3 従業員が無症状者と接触している

従業員が知らない間に
新型コロナウイルスの無症状者と
密に接触、または家庭内での感染で
本人だけ症状が発症して後から検査したら
家族や親しい人も感染していたという事もあります。

この場合も飲食店側には何ら責任はありません
しかし従業員に感染者が出てしまうと
残念なが店を営業することが厳しいのが現実です。

都会ならまだしも田舎の店の場合は、
すぐに風評被害が広がって大変なのです。

まとめ

飲食店では感染防止対策を徹底しています。
従業員の健康管理も徹底しています。

都道府県ごとに違いはありますが
感染防止の基準をクリアした飲食店には
東道府県独自のの安心ステッカー等を
貼ることが許されています。

結論から言うと
一般的な酒類を提供する飲食店は
感染予防対策を遵守、徹底しているので安全です。

それでも無症状感染者によって
持ち込まれてしまった新型コロナウイルスで
普通の飲食店でお客、従業員の症状が出てしまうと

全てその飲食店が悪いような印象で
報道されたりするのは非常に気の毒としか言いようがありません。

また都市部を中心に
飲食店の営業時間を短縮要請、休業要請を出して
再び健全に営業している普通の飲食店が窮地に追い込まれています。

私は決して多くの人が外に出て
頻繁に外食を促すようなことを言っているのではなく
接待を伴わない飲食店を利用することは
悪いことではないと言いたいのです。

また最近では地方自治体独自の
中小事業者向けの給付金、助成金も
たくさんあるので飲食店経営者も
ただ手をこまねいているのではなく
積極的に自分で調べたり、勉強したりすることをおすすめします。

書店やネットではいろいろな新型コロナウイルスに対する
これからの事業主関連の本がたくさんあります。

正直私もある程度図書館等で
借りて実際に読んだ書籍もあります。
何冊も購入してしまうと
相当な金額になってしまいます。