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其の二 相手DFからボールを奪われなくなるドリブル極意

ど〜も!侍コーチです!

今回のレッスンは、

相手DFからボールを奪われなくなるドリブル極意です。


サッカーは、ボールを扱うことにおいて、
大きく分類して 3 つのスキルがあります。

  1. 止める(トラップ)

  2. 蹴る(キック)

  3. 運ぶ(ドリブル)です。

 

1,2に比べて、3の運ぶスキル(ドリブル)は、日本では重要度が理解されていませんが、小柄な選手、パワー・スピードに特徴がない選手ほど、重要なスキルになります。

日本では、ドリブル=抜くこと 
という風潮がありますが、

ドリブルは、
突破するドリブルと
運ぶ(失わない)ドリブル
があります。


この概念はかなり重要で知っているだけもライバルと差がついていくのでしっかりと理解して下さい。

「身体が小さい選手」
「フィジカルが弱い選手」
「足が遅い選手」

は、どのようにすればボールを失わずに、
ドリブルすることができるのでしょうか。

下記の 3 つのドリブルの考え方
を頭に入れてください。

①小柄な選手ほど、ボールを身体から離さない

② 必ず前に進まなくてはいけないという決まりはない。

③相手DFに追いつかれたらやり直せばいい。

 

1つずつ解説していきます。

「小柄な選手ほど、ボールを身体から離さない」

小柄でスピード、パワーがない選手が、ボールを身体から大きく話してしまうと、相手 DF とスピードとパワーの身体能力の勝負になってしまいます。

そうなると、小さくて足の遅い選手は、
どうしても不利になってしまいます。


小柄な選手、足の遅い選手、身体が強くない選手ほど、ボールを身体から離さないことを常に頭に入れた上で、ボールの置きどころとボールタッチ(運び方)は常に意識しましょう。

 
「必ず前に進まなくてはいけないという決まりはない」

サッカーは、相手より多く点をとったほうが勝ち、というスポーツです。

そしてゴールは自分達の前方にあります。

しかし、だからと言って、必ず前に進まなくては行けない、というルールはありません。

ドリブルの時に、前に前にと焦ってしまうと、スピードとパワーの勝負になりやすいです。

相手が、前から来ているのであれば、横に逃げればよいですし、後ろに逃げたって構いません。

 

特にボランチなど中盤の選手は、ドリブル=前に進むものという思い込みを捨てて、

「360 度どこへでも逃げることができる」と意識してプレーすることが大切です。

「相手DFに追いつかれたらやり直せばいい」

 サッカーはかけひきのスポーツです。

前に進むことに焦る必要はありません。
この考え方はとても重要です。


自分より強く速い相手に対して、広いスペースでのスピード勝負を挑み、そして自滅してしまう。

こういうケースは、日本のサッカーの現場(小・中・高)ではよく見られます。

一度抜いたとしても、相手の方がスピードがあると、追いつかれてしまうのは当然です。


しかしそこで焦って、さらにスピードを上げてしまうと、身体からボールが大きく離れて、さらに状況は不利になってしまいます。

 

 そのような時は、大前提として
「追いつかれたら止まればいい」
という考えを頭に入れておいてください。


相手は当然、ゴールを守ることが頭にあるので、ボールを持っている選手が止まれば、自然とボールと自陣ゴールの間にポジションを取ります。そうすれば、ボールを失う心配はありません。

もし前に進むことに焦って、ボールを失ってしまえば、攻撃が終わるだけでなく、守備に戻らなくはいけません。それも自分のミスでチーム全員がディフェンスをする為に走るのです。

 
「はっ!?また取られんのかよ~!」

とチームメイトがこちらを見ながら、面倒臭そうに、守備に走る姿を想像してみてください。

とても耐えられないですよね 。

しかし、ボールを失いさえしなければ、そこからまたいくらでも、得点のチャンスは広がりますし、ボールを失わないようになると、味方も「あいつにボールを預けておけば安心だな!」

と信頼され、ボールを預けてくれるようになります。

この「3 つのドリブルの考え方」を頭にインプットしてくださいね。

次回は、
其の三  ボールを奪われない極意
狭いエリアでもボール取られない方法
です。

お楽しみに!

∞感謝∞

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